2010年5月27日木曜日

多摩の横山

・・・・・・・っということで、ある本を読んでいたら、【多摩の横山】という言葉に出会った。

万葉集の中で使われている言葉で、
詠み人は:上丁   椋椅部荒虫の妻 宇遅部黒女
(かみつよぼろ  くらはしべのあらむし  うぢべのくろめ )         赤駒を 山野(やまの)に放(はか)し 捕りかにて                                多摩の横山 徒歩(かし)ゆか遣(や)らむ (万葉集 20-4417)

という歌だそうだ。

意味はこちらを参照してください。

多摩の横山というのは、東京から多摩川を渡ったところにある丘陵地帯を指しています。

実は、ぼくは小学校後半から高校にかけて多摩丘陵に住んでいました。

この言葉に引っかかったのは、小学校の校歌に使われていたからです。

♪たぁ~まのよぉ~こやま 並ぁび~立ぁつ~

向ヶ丘は 花ぁの雲ぉ~♪

春の 光に 照り映えて♪

・・・・・・

明日の栄を誓うのだぁ~♪

こぉ~の地 こぉ~の空 伸び行く我らぁ~♪

中学・高校の校歌は忘れてしまったけれど、この小学校の校歌は今でも口をついて出てくる。

不思議なものです、半世紀近くも昔の歌を!!

そして、歌いだしの部分が、万葉集からとられていたことを、

50年経った今ごろ知ったとは、なんともお粗末な自分でした。(>_<)




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