2010年5月21日金曜日

麻雀はどこへ行った?

・・・・・・・っということで、雑談していたら、

「そういや最近麻雀する人がいなくなったねェ」という話になった。

ぼくらが、バリバリの若手社員だった頃、

会社が引けると、麻雀のメンツを4人集めて、駅近くの雀荘で遅くまで打つのがアタリマエの光景だった。

ぼくは、ギャンブルは絶対やらないと誓っているので、麻雀は打てない。

船乗りだった頃や、海外駐在のときなどは、仲間に入れずにちょっとばかりスネた気分を味わっていた。

その分、酒ばかり飲んでいたのだが。

マージャンの効能は大いにあると思う。

特に、相手の性格を知る上で、非常に役立つゲームだということくらい分かる。

タバコを吸いながら、酒を飲みながら、夜遅くまで雀荘に籠もるのだから、不健康極まりないが、

人間関係を築く上では、とても有効な手段だと思う。

ところが、最近はパッタリとマージャンをする社員がいなくなった。

むかし駅の近くに必ず見かけた雀荘も、バタバタつぶれたと聞く。

何でだろう?

そもそも、マージャンを覚えるのは、高校生くらいからだったはずだ。

ところが、今の高校生や大学生が、4人集まってマージャンするかい?

ゲームだろう。

4人集まるより、ゲームは一人でするものですよね。

基本、マージャンは賭け事だから、金を巻き上げる快感もあるが、負ける可能性も大きく、

かなり財布にはイタイ。

一方、ゲームなら勝ち負けもバーチャルで、財布にはソフトを買うときだけの負担で済む。

・・・・・・

ナンか不気味じゃないですか?

マージャンがいつの間にか、周辺から消えた。

まるで、スズメの数がいつの間にか減っているように。

ぼくはマージャンをやらないが、マージャンが流行っていた頃は、大人も豪快な人が多かったような気がする。

安月給なのに、月末にはオケラになって、借金している社員なんてザラだった。

それは褒められたことではなかったが、もっと人間がアバウトで、良く言えば豪快な生き方だった。

経済が右肩上がりだったからかも知れない。

それに比べ、今はどうだろう?

会社が終わっても、社員同士の付き合いなんてゴメンだ。

自分の時間を大切にしたい。

収入が少ないので、ギャンブルなんかに手を出すのは阿呆だ。

・・・・・・これはこれで、正しい生き方なのかも知れないが、なんか寂しいし、不気味だ。

ぼくの上司にいたんですよね。

酒は一滴も飲めないのに、マージャンがめっぽう強い人が。

マージャンの付き合いで、大手企業の重役連中とパイプを作り、業界界隈では広い顔を持つことができた。

しまいには、マージャンで儲けた金で、土地付きの別荘を一軒建ててしまった。

そういう、チョッと豪快な人って、これから生まれそうもないですね。

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