2010年5月18日火曜日

そしていまも続く

・・・・・・っということで、普天間基地問題で鳩山さん1人が気を吐いている(?)が、

翻って自分自身、沖縄のことを知っているかと問いかけるのは大切なことなんじゃないかな。

あの硫黄島の戦いのように、沖縄戦では水際作戦を取らず、米軍に上陸を許し、

内陸に侵攻するにつれゲリラ戦を仕掛けるというものだった。

当然の結果として、多くの人間の血を流させ、特に住民たちに犠牲を払わせる作戦(?)だった。

ある資料によると、約3ヶ月の戦闘の結果12万2千以上の「沖縄県民」と、6万6千人の「本土」の人間が死んだ。

餓死や病死など、直接の戦闘以外も含めると、当時の沖縄住民の3人に1人(15万~20万人)が死んだとされている。

3人に1人ですぜ!

女子供、老人を問わず、「日本防衛」のために犠牲を払った。

中学生から高校生の女子生徒で結成された「鉄血勤皇隊」とか、「ひめゆり部隊」と呼ばれる2,361名の内、1,224名が死んだ。

女子生徒ですぜ!

これらの数字を前に絶句してしまう。

こんなことが、たった65年前の沖縄に起きたんだと言う事実。

これは、戦いなんかじゃない。

作戦なんていうものじゃない。

・・・・・・

大事なことは、沖縄県民が進んで犠牲になったことだ。

日本を守るという目的のために。

当時、今の那覇空港周辺の防衛に当たっていた大田海軍少将は、自決前に大本営に打電した最後の電報に、こう書いた:

「沖縄県民かく戦えり 県民に対し、後世特別のご高配を賜らんことを」

・・・・・・



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