2008年4月19日土曜日

BABEL

・・・・・・っということで、昨夜はほとんど寝ていない。
咳が止まらないのである。

せっかくの土曜なのに、外出せずに、一日中安静にしていた。
当然、フィットネスクラブはお休み。

・・・・・・・っで、ヒマなので以前コピーしておいたBABELを観た。
例の菊池凜子がアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた映画である。

題名のとおり、神が言葉を通じさせなくしてしまった世界(BABEL)が、現代そのものであるとの内容。

意欲的な作品である。
万人にはお勧めできないが、心に残る。


言葉では全てを伝えられない。
でも、言葉を使うしかない。
不完全ではあるが・・・・・・・。

だが、私たちはその言葉さえも、不器用にしか使えない。
不自由な部分を、他の手段で補おうとしても、伝わらない。
伝わらないどころか、誤解されてしまう。
伝えたい何かがあって、伝わらないもどかしさ。

・・・・・・・・そんなことを考えさせられる映画です。

・・・・・・・・・・・・・・

ブログを通じて知り合った女性がいます。

顔も知らない。
本名も分からない。
断片的な情報しかありません。

でも、とても才能のある女性で、繊細な心を持った人であることはブログを読むだけで分かります。

彼女の大ファンで、毎日更新する文章を楽しみにしています。

最近、事件に巻き込まれて、ひどく落ち込んでいたので、元気付けのつもりでメールを書きました。
その中で使ったある言葉が、痛く彼女の心を射抜いてしまい、大泣きをされてしまいました。
その言葉が彼女を傷つけたのではなく、何というか・・・・、心の琴線に触れる言葉だったからです。

言葉というものは・・・・・
言葉というものは、そのような大きな力を持っているのです。

言い古された言い方ですが、その一言によって人を生かすことも殺すことも出来る。

黙っていたのでは伝わらない。
大いにブログを書きましょう。

以上、坂本龍一の作曲したBABELのエンドロール曲(美貌の青空)を聴きながら。

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