・・・・・・っということで、1.55kg減量に成功しました。
でも、76.95kg。
目標体重の74kgにはまだまだの道のりである。
正月前のレベルにまでさえ戻っていない。
・・・・・っで、書きかけの「会費はもっと安くなる?」の続きである。
長く開いたので、オチを忘れてしまった。
エ~ッと、フィットネスクラブはあまり儲かる商売じゃないってこと。
私の通ったクラブの会員数は、3,000人~4,000人くらい。
レギュラー会員の会費が13,000円だが、
デイタイム会員なんかを平均すれば、10,000円/月としよう。
3,500人として×1万円×12ヶ月=4.2億円の年間収入である。
まあどんなに頑張っても、6~7億円を超えるのは難しい商売であろう。
この額をどう見るかはそれぞれだろうが、
大した売り上げではないとの印象を持つ。
一方、経費の変動は極めて少ない。
ほぼ年間一定と考えていい。
そうすると、利益の予想は簡単である。
会費の収入が大半を占めるわけであるので、
会員を増やせば増やすだけ利益を拡大できるわけである。
だが、施設のキャパシティーが限られているので、
自ずと上限は決まってくる。
非常に単純な利益計算である。
すなわち、赤字を出さないための最低限の売り上げ額と、
これ以上頑張っても超えられない最高売り上げ額が、
会員数という変動値で規定されるのである。
以上により、クラブ経営というのはあまり儲かる商売じゃない、
少なくともボロ儲けできる商売ではないということが判る。
それでも経営者は儲けようとするから、
無理に会員を集めたり、
経費を削ったり、
たくさん出店してスケールメリットを出そうとする。
簡単に言ってしまえば、儲けようとする経営者は会員側にとって迷惑なのである。
いちばん最初に言った、
「健康で、楽しく、安全に」運動できるサービスを提供してくれさえすればいいのである。
儲けを第一に考えてしまえば、これらサービスの低下に直結するのである。
会員は、これさえ守ってくれれば、多少高い会費でも払うのである。
不満は、会費とサービスがつりあっていない事から生じる。
・・・・・・・っで、何を言いたいか。
フィットネスクラブ経営はサービスと考えてほしい。
なにも、損をしろというのではない。
儲けはほどほどで満足してチョーダイっと言いたい。
それより、企業イメージをアップする手段とか、
他で儲けた利益を消費者に還元する手段とか、
健康になることで、自社製品が売れるとか・・・・。
例えば、前に入っていたクラブは、私鉄が運営しているのだが、
沿線にこのようなフィットネスクラブがあるということは、
その鉄道が通っている地域の価値が上がるということである。
これは、非常に明確な判りやすい戦略である。
今通っているクラブは大企業が経営しているので、
利益還元と、イメージアップが基本戦略であろう。
その基本を忘れないでほしい。
じゃあ、これ以外のクラブはどうか?
利益を出しながら、サービスの質を落とさないとなれば、
かなり生き残りは苦しいだろう。
スケールメリットで行くしかないだろう。
クラブの統合である。
まだまだ、ここから派生して書くことはたくさんあるが、
一応ここでこのシリーズは終了。
......end.
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