・・・・・・・っということで、どういうときに一番悲しいですか?
大事なものなり、人を失ったとき。
もう二度と会えない最後の別れのとき。
自分の気持ちを相手が分かってくれないとき。
・・・・・・・
いろいろあると思うんです。
でも、多くあるようですが、悲しいバリエーションは案外少ないんじゃないんですか。
突き詰めていけば、それは自分の想いが通じなくなったときじゃないですか。
物理的に通じなくなることもあるし、
精神的に通じなくなることもある。
・・・・・・
本人を目の前にしているのに。
ぼくらは案外自分の気持ちを相手に伝えることに不器用だ。
自分の想いを伝えるのに、まず言葉がある。
だけれども、自分の気持ちをそのまま表現するだけの語彙があまりに少ない。
悲惨なくらい少ない。
気持ちだけ先行しているのに、言葉として口に出した途端、それはあまりに陳腐に聞こえてしまう。
最後まで言い終わらないうちに、これじゃ駄目だと自分で判断できるくらい。
後に残るのは、ちぐはぐな沈黙だけ。
言わなければよかった・・・・・
言わなければ
・・・・・・
次に、態度がある。
これだけ君に対する思いを態度で伝えているのに、なんで君は気付かないのだろう。
君が鈍感だからじゃない。
ぼくがあまりにも不器用だから。
ピエロのように不器用だから。
不器用で、不器用で・・・・
こんなに伝えたい想いがあるのに、
何で、なんで伝えられないんだろう。
・・・・・・
悲しい、
悲しい、
とても悲しい。
こんなにも君のことを想っているのに・・・・
不器用な自分を呪う
そして、君を失った後、
何事もなかったように振舞う自分が悲しい。
・・・・・・
悲しい、
悲しい、
とても悲しい。
こんなにも君のことを想っているのに・・・・
不器用な自分を呪う
そして、君を失った後、
何事もなかったように振舞う自分が悲しい。
・・
1 件のコメント:
Very good.
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