2010年8月18日水曜日

女は分からん

・・・・・・・っということで、ホント女は分からない。

ある女性のブロガー。

昔から彼女のブログを読んでいる。

関西人。

天才的なエンターテイナー。

文章は乱暴な書き方だけれど、知性をものすごく感じる。

男大好き人間。

複数の男性と同時に付き合って、あからさまに事の次第をブログに書く。

ある日突然、超々真面目な男性と結婚する。

ブログのタイトルを変える。

とても真面目な、旦那様。

転勤が多い。

それに伴って、彼女も全国を転々とする。

その転々とした先で、男といい仲になる。

子供できない。

ダンナと一生懸命子供作りに励むが、出来ない。

ついに、人工授精までに至る。

それでも出来ない。

旦那さんのご両親とてもいい人。

その女性の家族もとてもいい人。

本人だけが(所謂)いい人ではない。

・・・・・・

ぼくは彼女がブログで明け透けに旦那のことをボロクソに書くが、

「本心は愛している」と信じて疑わなかった。

彼女のブログは読んでいてものすごく面白い。

大阪人特有のサービス精神に満ち溢れていると思う。

読者が何を期待しているか、それを察知するのにスゴク長けている。

・・・・・・

ところがある日、ダンナに離婚届を突きつけたというブログ。

愛してもいない人の子供を作ろうと、こんなに努力するのはアホらしい・・・っと。

・・・・・・

次のブログの更新のとき、離婚したとの報告。

・・・エッ?

ブログのタイトルを変える。

はっ、早い。

展開が速すぎる。

新しい恋人のことを書く。

その恋人にいま夢中だと。

・・・・・・

たぶん、旦那さんもぼくと同じように彼女の展開の速さに付いて行けなかったと思う。

彼女のことを悪くはゼンゼン思わない。

逆に、エールを送りたくなる。

自分に正直に生きているなと。

ぼくも彼女のように正直に生きていければなと。

・・・・・・

そこで思ったんです。(またかよ)

彼女の場合は、とても極端だったけれど、

多かれ少なかれ、女ってぇものは(またかよ)

そういう生き物だと思うんです。

・・・・・・

恋愛状態になって、もう夢中になって、

だけれども、破局が訪れる。

女性は、泣く。

ムチャクチャ泣く。

でも、徹底的に泣いた後は、ケロッと次の恋を求める。

男は、逆に振っていようが振られようが、前の彼女に未練を残す。

いつまでもいつまでも。

・・・・・・

ところが、女は切り替えが早い。

もちろん個人差はあるが、

男ほど、引きずらない。

・・・・・・

これは一体どういうことなんだろう?

・・・っと、ぼくは考える。

そこで出てくる穏当な結論。

女性は受精して健康な赤ん坊を産む時期は限られている。

その期間を出来るだけ有効に使うために、

いつまでも受精の可能性の低い男に引きずられていたら、次のチャンスを逸する。

だから、サッサと諦めることが出来るのである。

・・・・・・

この説明は説得力がある。

かなりある。

特に、今回の女性ブロガーに当てはめると、全く真実のような気がする。

・・・・・・

でも、ホントーはそうじゃないんじゃないかな?

その女性ブロガーも、ホントーは前のダンナを愛していたんじゃないかな?

ブログには書けない、ホントーの理由が別にあったんじゃないかな?

・・・っと、まだ女性というものに未練を残しているぼくは、

相当のアマチャンでしょうね。






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