・・・・・・っということで、男は馬鹿です。
単純です。
すぐに競争したがります。
トレーニングマシーンで、直前に使っていたのが、男性だったりすると、必ずそれより一つ上のウェイトにセットします。
前のヤツより負荷を落として使うなんて、男の沽券にかかわる問題ダ!!
ジムの隅に生息しているボディービルダー達(別名サル山)の競争については、すでに書いた。
スタジオの入り口なんかで、女性インストラクターと話し込んでいると、ナンダコノヤロー光線が、男性会員の間から発射されます。
ことほど左様に、男はツマラナイことで競争したがります。
風呂場なんかで、「勝った、負けた」・・・・・・っと、心の中でつぶやいている輩の多いこと。
・・・・・・ッえ?
何の話かって?
・・・・・・・・?
さて、件の左後ろの男性。
案の定、ライバル意識むき出しで、挑んできます。
いちいち振り付けが分かった時点で、やたら動きが大げさになります。
それまで、間違っても目立たない小さな動きをしていたくせに、理解できた時点から急に動作がハデになります。
その差が激しすぎる。
まるで、小学生がパズルを解いたときのようなアクションだ。
アノナー、嬉しいのは分かる。
だが、大人なんだから、そんなにはしゃぐなよ。
コレオグラフィーのブロックが変わるごとに、それの繰り返し。
・・・・・っで、私ですか?
歳も歳だし、覚えるのも、動くのも若い人のようには行かない。
だが、動きは小さくても、サラッとやっているように見せたい。
何も、この歳で「エアロ命」みたいに見られたくない。
「オッ!ジイサン案外やるジャン」・・・ってな程度がスマートである。
それが私の美学である。
なにも、アンタと動きで張り合おうなんて思っちゃいないヨ。
だが、その勘違い男は、私に勝ったと思ったらしい。
全体のコレオグラフィーが完成してから、ますますハデに動き回るようになり、
ついには、私を追い越して、先頭でハシャギまくるに至った。
恍惚の表情を浮かべながら・・・・・。
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