2008年2月28日木曜日

いまの若い人は大変だナぁ~

今日のお話は、このコラムとは全く関係ないので、フィットネスネタを期待している人は、飛ばしてください。

・・・・・・・っということで、定年間近である。
・・・・・・っといっても、まだ数年あるが。
・・・・・・っで、いまの気持ちは、飛行機のエンジンを絞るだけ絞り、滑空に近い状態ってな感じかな?
決して、上昇することはないし、そのつもりもない。
あとは、安全に滑走路にタッチダウンすることだけに気を使っている。

柄にもない事だが、自分の会社における人生を振り返ってみることが多くなった。
この会社に入社したのは、なにしろ海外に関係する仕事がしたかったからだ。そして、いままた海外関連の仕事をしている。
途中、全く関係ない仕事を20年間やった。
また気が向いたら、この空白の20年について、書くこともあるだろう。

海外の仕事に舞い戻ったのが、4年前。
また、ゼロからの構築である。
というのは、会社自体も20年間海外の仕事から遠ざかっていたのだ。

サラリーマン人生30年以上。いろいろあったなァ~。
それにしても、いろいろありすぎたな。

この硬い会社に入って、私ほど本業とは関係ない(柔らかい)部署を歩んできた社員はいない筈だ。
まあ、苦労も多かったが、楽しかったなァ~。(給料は安かったが。)

私の人生はだいたい5年サイクルで大きく変化する。
だいたい、新しい仕事の立ち上げが多かった。
だから、5年同じ仕事をしていると、何か落ち着かなくなる。
不思議な運命だと思う。

私は、仕事のパターンを構築するのが得意というか、好きだ。
会社にとって、新しい仕事に関しては誰も経験がないわけで、マニュアルというか、仕事の流れが確立されていない。
試行錯誤で、仕事のパターンが出来上がるのが、大体5年というところだろう。

いまの海外関係の部署にも、若い社員、しかも優秀な人間が何人か居る。
彼らは、与えられた仕事をこなす事は、非常に上手い。
だが、自ら新しい仕事を見つけてくる事は、とんでもなくヘタクソである。
放っておけば、一日中事務所に居つづける。

・・・・・・・・オット、爺さんの小言になってきたゾ。

・・・・・・・・エット、何を書きたいんだっけ?

そうそう、いまの若い人というのは大変だナぁ~っということ。
将来が見えないということ。

年功序列のシステムが崩れ、能力主義に会社は転換している。
・・・・・っという風に見えるが、ちゃっかりと年配の上司が、給料もタップリもらい、地位も明け渡そうとしない。
一方、若い人たちは、彼らの1/3の安月給で、つまらない下働きばかりさせられ、その上、将来の給与アップと、地位を約束されているわけではない。
繰り返すが、年功序列のシステムが崩壊したからだ。

いま定年を迎えている団塊の世代は、しっかり退職金をもらい、年金も満額約束されている。
だが、いま年金を払っている若い世代は、絶対に自分が定年後、満額もらえることはない。絶対にない。
今の年金制度は、空手形である事は分かりきっている。

私の会社も、若い人、特に30代の社員がどんどん辞めていく。
バブルの反動で、新入社員を採用しなかったので、若い世代がスッポリ抜けている。
そして、うつ病にかかる社員が、目に見えて増えている。

与えられた仕事を上手くこなすように教育をされた若者が、能力主義だから自分のやりたい事をやれ!!ッと急に言われても、どうしていいのか分からなくなるのは当たり前である。
ニート、引きこもり、フリーターの急増はこの社会システム自体が崩壊した事に原因があるはずだ。
たぶん間違いない。

じゃあ自分はどうだったのか?
自ら選択したというより、運命のめぐり合わせで、面白い仕事をしてきたという方が正しい。
だから、いまの若者に対して、もう少しやりたい事を明確に持てとエラソーなことは言えない。
だが、心の中で、「一生同じパターンの仕事をする事だけはイヤだ!」っと願っていた事だけは事実だ。
不思議な事だが、そう願い続けると、現実になるものである。

ちょっとまとまりがなくなったが、いまの気持ちを書いた。

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