2007年7月2日月曜日

インストラクターのT嬢

ここまで女性のインストラクターばかりを登場させた訳だが、色々な個性があるものだとあらためて感心する。
さて、今回はインストラクターのT嬢だが、個性の強いインストラクターの中でも彼女は飛び切り強い個性の持ち主だ。
まるでビジネスウーマンのように振舞う。最初に見たときは、時間ギリギリにDパックを担いで足早に、「あー忙しいといったらありゃしない」......ってな具合にスタジオに入ってきた。何しろ、キビキビしていて、本当に時間に追われているビジネスウーマンのようだった。
その時はステップのクラスだったのだが、レッスンの進め方もキビキビしていた。アタリマエなのだが、「私はこのクラスの全てをコントロールしているわよッ」ってな態度が表に出ていて好ましい。
これも当然だが、ベテランである。そのように振る舞うのだから、駆け出しであるはずがない。
だが、ちょっと待てよ。50分のプログラムなのに、準備体操を20分かけておる。私なんざ準備体操だけで、かなり疲れてしまう。最後の整理体操でも最低5分は必要なので、メインのメニューには25分しか割り当てられない。
当然の結果として、かなり時間がタイトになる。.....っで、キビキビと進める。どんどんステップを変えていく。変えるのは当然だが、「キー」を出さずに自分一人で変えていく。こちらとしては、よっぽど良く見ておかなければ、いつの間にか動作が変更している。
何たってコントロールしているのは、彼女なのだから、ボーっとしているこちらが悪い。
彼女は自分のクラスがいつも時間が足りなくて、忙しい理由を本当に気付いていないのではないか?
ウ~ン合わない。この人のペースに自分は合わない。
......っで、終わったあとに(よせばいいのに)、「少しテンポがとりにくいのですが」と言ってしまった。これは予想外に、彼女の「痛いところ」を突いてしまった様だ。「キーの出し方が悪い?」....っと逆に聞かれてしまった。そうなのだ、やはりこの点を他からも指摘されているのだ。だが、「私は悪くない。テンポがとりにくければ別の教え方も出来るの。」というような意味の返事がそのあとに続いた。
コリャ無理だ。何を言っても無理だ。敵わない。
しばらくして、そのステップのクラスはなくなってしまった。いまはピラティスのクラスを一つだけ受け持っている。ウ~ン残念だ。

0 件のコメント:

にほんブログ村 健康ブログ フィットネスへ