・・・・・・・っということで、子供は可愛い。
この、子供ってぇーのは、自分の子に限るんですがね。
他人の子供にも可愛いのがいるが、自分の子供とは比較になりませんやね。
客観的に見て、自分の子供より可愛い子供はいくらでもいるわな。
そんなこたぁー分かっちょる。
でも、多少不細工でも、自分の子供は可愛いわな。
どこの親だってそうじゃろ?
・・・んでもって、可愛い可愛いって育てる。
でも、子供からすりゃ可愛がられるのがアタリマエ。
親の愛情を同レベルで理解なんかゼッタイにしちゃおらん。
変な話、有難いなんて、これっぽっちも感じちゃおらせん。
・・・っで、そんな感じで大きくなるわな。
自分ひとりで育った、なぁ~んてツラしやがって。
いっちょうまえに、オヤジに反抗なんざしやがる。
オヤジ、臭せぇ~~なんてね。
オウッ!
いったい誰のおかげで、大学まで行けたと思ってるんでぇ!!
いったいおめぇーみたいなボケナスのために、一千万円以上も金出したと思っていやがるんでぇ?
・・・・・・っと、大体こんなところじゃないっすかね?男親なんて。
でもサ、こんなもんじゃない?
親父の前に座って、三つ指つきながら、
「ここまで育てていただき、有難うございます、お父様のご恩は決して忘れません。」
なんて、ゼンゼン期待してないっしょ?
憎まれ口を聞かされるほうがもっとマシで、気分がいいやな。
親の愛なんて、そんなものさなぁ。
・・・・・・
んでもって、
分かるんだなぁ。
自分が親になって初めて。
親の気持ちがサ。
だから、いつもこう思うことにしているんだわさ。
「子供が小さいときは、め一杯可愛かったよな。
それを、大きくなってから期待するなんて、期待する方が間違っている。
だって、注いだ愛情に対する対価は小さいときに既に返済してもらっているじゃん?
それでプラスマイナスゼロだわさ。」
・・・・・・って。
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