2011年3月1日火曜日

ある日のT君

・・・・・・・っということで、3週間ぶりのT君のステップクラス。

早めにスタジオに着くと、T君が準備万端で待ち受けている。

既に、ステップ台が2台置いてある。

まだ時間があるのに、熱心な会員も居るものだと、ちょっと驚く。

そして、倉庫からステップ台を持ってスタジオに入ると、

サルサ君:「あっ、この台を使ってください。」と両方の台を指差す。

「エッ!!?」っとぼく。

会員のためにインストラクター自ら台を置いてくれているなんて、初めての経験。

タブン、どのクラブでもそんなサービスをしてくれるインストラクターって居ないですよねぇー?

・・・・・・

ここからが、涙なしには語れない。

聞くと、先週は「マンツー」だったとのこと。

マンツーってぇ言葉初耳だったけど、「マンツーマン」だっていう事くらいは予測が出来る。

要するに、ぼくが出張に行っていて出られなかった先週の参加者は、「たった一人」だったのである。

たった一人・・・・・・

サルサ君:「インストラクター歴長いけど、だいぶ昔に一度あったきりなんっすよ。」

ぼく:「・・・・・・」

ここで、T君の思考の流れを検証してみよう。

1)今日もマンツーマンだったらツライなぁ~

2)隣りのボディーアタックのクラスは大盛況で、そちらに流れる会員達が皆このスタジオをガラス越しに眺めいくんだよねー。

3)ツライなぁ~

4)だったら、2つくらい台を置いておけば、「ああ、今日はマンツーじゃないんだ」っと思ってくれるだろうね。

5)それにしても、そろそろ時間なのに、誰も来ないなぁ~

6)ひょっとしてゼロってありかなぁ~

7)そうしたらあの2台はカモフラージュだったってバレちゃうなぁ~

8)それがバレたら、もう格好悪いったりゃありゃしねーなぁ~

9)だれか一人でもイイから来ないかなァ~

・・・・・・

っという状況でぼくが登場したのである。

どうりで、犬が尻尾を振って全身で喜びを表すような感じで、T君飛びついてきたワケだよなァ~


結局、そのあともう一人地元の女性会員が参加して、T君の面目はかろうじて保たれたのであった。



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