2011年3月11日金曜日

初回で決まる

・・・・・・・っということで、インストラクターの皆さんに言っておきたい。
【初対面のときは、真剣勝負だ】と。
新しいインストラクターの新しいクラスが始まるときは、会員達は興味津々だ。
これはアタリマエだ。
どんなインストラクターなのだろう?
どんな難度なんだろう?
・・・・・・・
第一回目はたくさんの会員が集まる。
そして、バラバラのレベルの会員がごっちゃに集まる。
ぼくらなんか普段から見ているので、集まるみんなのレベルは大体分かる。
ここで、たくさん集まったからといって気を抜いてはいけない。
「ここのクラブはこの時間帯、案外集まるんだなァ~」ってな具合に安易に考えたら大間違いだ。
こんな簡単な仕組みを理解せずに、失敗していったインストラクターをたくさん見てきた。
もう一度言う。
【初対面のときは、真剣勝負だ】。
ここで、そのクラブのレベルを把握できないと、次回は半分以下の参加者数になることは間違いない。
同じ中級レベル・・・と言っても、クラブによって、
初級くらいの中級レベルから上級に限りなく近い中級レベル・・・
その巾は実に広い。
そういう会員がゴッチャに集まっている。
そこで、インストラクターは判断しなければならない。
このクラスはどのレベルでやるか。
その判断で、今後の集客が決まるといって差し支えないだろう。
・・・・・・
次に言いたいのは、
【自分の理想はしまっておけ】だ。
例えば中級。
インストラクターは自分のやりたい中級の理想の姿を持っているはずだ。
それはアタリマエで、そうあるべきだ。
だが、その理想に会員が付いて来られないなら、それは封印しておかなければならない。
S君というインストラクターがいる。
彼は上級クラスを受け持っている。
ところが、その上級たるや、彼の理想とは程遠い。
初回のレッスンのとき、最後に彼がつぶやいた言葉をよく覚えている。
「これ以上やると、誰も来なくなっちゃうからなぁ~~」
いまでも彼のクラスは満員御礼である。
そして、最初のときよりずっとレベルが上がっている。
そう、会員達が彼のクセに馴れるとともに、上達していったのだ。
・・・・・・
簡単なことでしょ?
実にシンプルなことでしょ?
だが、初回にしなければならないことは、もっとあるのだ。
・・・・・・つづく。

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