2007年5月7日月曜日

黒人女性

ガイジン
しばらく、ガイジンの話題を続けることにする。
この辺には外国人もかなり住んでいるようで、クラブの会員の中にも若干のガイジンがいる。私の家の隣に住んでいるのもデトロイト出身の米国人だ。

私はあまり人に話しかけないタイプだ。私自身も、ちょっと取っ付き難い印象を与えるらしい。
だが、ガイジンに対しては何故か積極的に声を掛けてしまう。
本当に何故か、声を掛けやすいのだ。逆に、声を掛けないと失礼に当たるとも思っていて、日本国代表(?)としてできるだけ声を掛けるようにしている。

昨日も、ベーシックジョグのクラスに黒人女性が参加していた。
始まる前の10分くらい、話し込んでしまった。
その黒人女性は、今まで何回か見かけていたが、その様子から米国人ではないような気がしていた。聞くとやはり米国人ではなく、アフリカの某国出身だった。しかも、Consularと言っていたので、領事だ。近くの大使館勤務とのこと。

やはり思っていた通り、日本人はなかなか声を掛けてくれないとぼやいていた。
日本に来たのが、昨年の8月だそうだが、日本語は難しすぎるとのこと。任期は4年で、今回は2カ国目の駐在だそうで、前はイギリスにいたとか。
ダンナも一緒の大使館勤めかと聞いたが、下の6歳の息子を連れての単身(?)赴任とのこと。
ダンナは母国に長男と残っているそうだ。
女性なのに某国ではエリートなのだろう。大したものだ。

彼女が言うには、日本に来る前は日本は世界的な先進国で、日本人は全員英語が話せると思っていたら、来てみてビックリしたそうだ。母国では英語が公用語で80%の国民が話すそうだ。母国語はスワヒリ語とのこと。

だからといって、私が英語を流暢に話すと思ったら、大間違いだ。
中学生程度の単語を並べるだけだ。
それでも、できるだけ気後れしないようにしている。分かんなくたって、別に不名誉なわけではない。その上、ここは日本だ。相手が日本語を話すのが当たり前だ。

そんなこんなで、話し込んでいるのをインストラクターが見て、レッスンが始まる前、私は英語は話せませんが、掛け声は単純ですからとわざわざ断ったのには微笑ましかった。彼女なりに、イチニイサンではなく、ワンツースリーと努力をしていたのはエライ。

この黒人女性とは、今後も気楽に付き合っていけそうだ。彼女の国のことも、いろいろ知ることが出来るだろう。楽しみだ。

先日、この黒人女性にクラブの若いスタッフが突然ワッチャネー?(What is your name?だ。)と話しかけたのを目撃したことがある。
これは、マズイ。特に相手はインテリだ。
しかも、このスタッフの薄っぺらさはこの一言で、明らかだ。

そこで、私なりのガイジンに対する声の掛け方を紹介すると。
Which country are you from?っと聞くのが穏当だ。
Where are you from?だと、何国人以外の答えが返ってくる可能性がある。
そして、United States. と言う答えが返ってきたとすると、Where in the United Statets?と聞くと、何州から来たかが分かる。そして、その州に関する知識を総動員して話の展開を図るのだ。

United Kingdom.という答えが返ってきたら、Which Kingdom are you from?と聞き返すと、イングランドだか、スコットランドとか、ウエールズなどが集まった国だということをこっちが知っているぞっと相手にわかるので、洒落ている。
結構王国同士で対抗意識が働いているようなので、話が弾むことは請け合いだ。

そして、日本に来て何年くらいと聞くのが常道だ。
How long have you been staying in Japan?と丸覚えしてしまおう。
現在完了進行形というちょっと気取った文法だ。
当然、相手は何年と答えるだろう。通常、ガイジンの場合、2~3年と答えたら、相手はかなりの日本語を理解すると考えて良いだろう。そうすりゃ、分かんない英語は日本語で言えば、相手が補って考えてくれる。
そして、I have been staying in Japan for ( ) years.のカッコの中に自分の年齢を入れて答えてやれば、ちょっとしたウィットになる。
こうなりゃ相手はこちらが冗談の分かる人間だと思ってくれるはずだ。
.........to be continued.

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