2007年4月18日水曜日

フィットネスの楽しさ(5)

この前のブログで、インストラクターは顔じゃないと書いたが、美人に越したことはない。
だいたい男性に人気のあるクラスは、押しなべてインストラクターが美人だ。
他のクラスで見かけないが、特定のクラスだけ現れるヤツがいる。

以前通っていたフィットネスクラブにI.C.S嬢がいた。
通常はミドルネームの「C」と呼ばれていた。
彼女は日本人のインストラクターではなく、ガイジンだ。
それも、金髪だ。
目はややブルーがかった灰色だ。
足も長く、スタイル抜群だ。
いつもセパレートタイプのピタッとしたウェアを着ていて、胸元は露出が大きく吸い込まれそうだ。
ちょっとウエストが太めで、それが唯一の欠点だ。
激しい運動を毎日しているのと20代前半と若いこともあり、食事制限に関しては無頓着なのだろう。
顔がやたらに小さく、間違いなく美人だ。
私は視力が悪く、遠目には誰でも美人に見えると言ったが、彼女は正真正銘の美人だ。
30cmくらい近寄っても、美人だ。
町を歩いているとよくモデルにと、スカウトされるそうだ。
めったに同性を褒めないカミサンも彼女は美人だという。
彼女のことは、別の機会にもっと書こうと思うので、彼女の紹介はこれ位にしておこう。

当時彼女はステップと筋肉エクササイズ、それとラテンエアロの3クラスを持っていた。
彼女の追っかけが2人いた。当然2人とも男。(ここでは私をカウントしない。)
必ず最前列、真ん中のポジションを確保していた。
驚くことなかれ、2人ともかなりの年配だ。
40歳後半であることはマチガイナイ。
背は高いほうだ。
追っかけの特徴で、他のクラスには出ない。
マシーントレーニングもしない。
その時間だけ、イソイソと現れ、終わるとサッサと帰ってしまう。

二人の共通点は、寡黙なことだ。
表情に感情が表れない。要するに無表情だ。
彼女に気に入られたいことはミエミエだ。
その証拠に、ラテンエアロまで出る始末だ。
ラテンエアロって分かりますよね。
腰をクネクネできないと、サマにならないアレです。
どっちかというと、男性に不向きな種目だ。特に日本人男性には...だ。
私は、2回ほど出たことがあるが、あれは難しい。椎間板ヘルニアを患っているような私には特に難しい。とうていサマにならない。
だから、すぐ止めた。

だが、二人は健気にも無欠勤無遅刻だ。
彼女と会話したくってショウガナイのは傍目にも分かる。
だが、ついぞ彼らが彼女と会話しているのを見たことがない。
彼女がガイジンなので日本語が分からないんじゃないかと思うかもしれない。
誤解してもらッチャ困るが、来日5年以上なので、日本語は殆ど理解できる。
じゃあ何で話しかけないのか......って?
分かりません。理解できません。分析不可能です。
ただひたすらに、彼女のレッスンに通っているのです。
男の追っかけにはこういうタイプが多いのかもしれない。

私なんぞは、初対面ですぐ話しかけたね。
何故か、日本人より外国人のほうが声を掛けやすい。
外国人は、ムスっとしている人間には警戒感を抱くので、声を架けるのが礼儀だ。
日本人は、逆だ。見知らぬ人から声を掛けられることはめったに無い。
私なんぞのジイサンだと、下心があると思われるのがオチだ。

わたしは、彼女のクラスはステップしか出なかったが、行き帰りには必ず声を掛けていた。
たまに、入り口で話し込むこともあった。
こっちも意地で英語を使って会話するのだが、そのとき二人から送られる視線の何とキツイことか。
そんなに話したかったら、話しかけろよな。
ホーント不思議だ。日本語OKなんだから。

この辺の追っかけの心理は複雑で分からない。

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