・・・・・・・っということで、先週の土曜日にCOSTCOまで環状七号線をドライブしていたときの出来事。
右の中央分離帯から突然スズメが3羽左に向かって飛び立った。
最後の1羽がフロントグリルの左にぶつかったような感触があった。
助手席に座っていたカミサンは全く気が付かなかったようだ。
しばらく走っていると、左のボンネットの背後から、スズメがゴロリと姿を現した。
まるで舞台のせり出しから出て来るように、ゆっくり回転して出てきたのである。
スローモーション映像を見ているようだった。
カミサンは「ナナ何これっ!!」っと悲鳴を上げる。
ご丁寧に、スズメはこちらに顔を向けているが、目はしっかり閉じたままである。
風圧でこちらかに転がってこないか心配したが、斜面を前方に転がり落ちる寸前で、丁度バランスを取っている。
ブレーキを強めに踏むと、前に転がり落ちそうになるのだが、車が停止しても、落ちない。
そのまま、ビミョーなバランスを取りながら、数キロもスズメの死体をボンネットに乗せたまま走り続けてしまった。
ようやく、急ブレーキに近い停まり方をしたら、転げ落ちてくれた。
カミサンは、「神様どうか可愛そうなスズメを天国にお迎えください。
彼女には全く罪はございません。
ついでに、ぶつかったこの車の方にも全く罪はございません。」
・・・っと、両手を組み合わせて神様にお祈りした。
一緒に乗っていた次女は高校までクリスチャン系の学校に通っていたにも拘らず、
気の利いたお祈りを唱えることさえ出来なかった。
その代わり、家で留守番していた長女に携帯メールを打ったのである。
「いま交通事故に遭った。正面衝突だった。」
そんな、舌足らずの文面を送ったのである。
長女、それを読んでパニック。
そんな中、エアコンの調子が悪くなって、気温が上がりだした。
よせばいいのに、次女がまた変なメールを打った。
「エアコンが壊れた。いま窓を開けている。」
長女、さらにパニック。
エアコンが壊れるくらいの衝突だったんだ。
いま事故処理中で、車内が暑くなったので、窓を開けているんだと。
さすがに、次女は姉が心配していると思い、
「スズメとぶつかった。」とメールした。
長女は、それを読んで、窓を開けていたらスズメが飛び込んできたのだと思った。
そのやり取りを聞いて、こりゃ姉のヤツすごい心配しているよとカミサンが電話をして、ようやく誤解を解いたのであった。
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