2011年4月25日月曜日

ビデオレッスンだってぇ~?

・・・・・・・っということで、どこかのフィットネスクラブがおかしくなっているようだ。



風の便りに聞くところ、エアロビクスのプログラムを全部ビデオレッスンに変えるとのこと。



当然の帰結として、インストラクターはみな契約打ち切りになる。



まあ、いろいろな理由があるのだろうが、



第一の理由は経費節減だろうということくらいは予想が付く。



・・・・・・



ちょいとそのフィットネスクラブの事を調べてみると、



【3年連続満足度1位】だそうだ。



プログラムを見ても充実している。



ウチのクラブよりずっと気合が入っている。



それなのになんでぇ~?



・・・・・・



予想通り、会員が大挙して退会手続きを取っているそうだ。



この件に関してはいろいろな意見が出るだろう。



ぼくは、エアロビクスがビデオレッスンで可能かということを考えてみたい。



ウチのクラブは大きなスタジオには、ビデオプロジェクターとスクリーンの設備があった。



小波に経営が移って、しばらくしてその装置は取り外されてしまったので、



一度もその設備は使われなかった。



・・・っということは、以前の経営者はビデオレッスンも想定していたと考えられる。



ぼくが想像するに、それは経費削減目的ではなくて、



より進んだレッスンの可能性を想定していたのではないだろうか。



・・・・・・



ぼくはビデオレッスンは可能だと考えている。



確かに、生のインストラクターによるレッスンがエアロビクスの醍醐味だとは認める。



でも、いまのフィットネスクラブの経営が、いくら顧客満足度が高くても、



たくさん会員が集まったとしても、困難なビジネスモデルだとすれば、



新しいクラブ経営というものも、模索すべきときじゃないだろうか?



その中で、ビデオレッスンは一つの可能性を持っているのではないだろうか?



・・・・・・



例えば、スタジオをもう少し狭くする代わりに、スタジオの数を増やせば、



レッスン回数が増え、スタジオの空き時間を無くすことが出来る。



そうすれば、会員の方も、好きな時間に好きなレッスンを受けることが出来るようになる。



そんなことがビデオレッスンを導入すれば可能になるのじゃないだろうか?



同じ容積を有効利用することによって、会員をさらに増やすことが可能になるはずだ。



映画で主流になりつつあるシネコンのフィットネスクラブ版である。



・・・・・・



さらに、可能性を考えてみると。



人気インストラクターの中継とか、海外の会員と一緒に楽しむとか、



インターネットを通じて、自宅でも楽しめるとか。



・・・・・



もちろんインストラクターとの共存を考えなければならないし、



流すビデオのソフト面の開発が必要になることは言うまでもない。



フィットネス業界も、新たなビジネスモデルを考えるべき時期に来ているのではないだろうか。







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