・・・・・・・っということで、K嬢のステップとエアロビクスの第2週目。
ステップは先週とほとんど変わらず。
いくら記憶力が衰えているとはいえ、やれば思い出す。
参加者10名。
小さい方のスタジオでは、これくらいが伸び伸び出来て良い。
・・・・・・・
最初にスタジオに入ったぼくは、いいチャンスとばかり彼女とのカンバセーションを試みた。
本質的に愛想の良い彼女は、イヤな顔もせず話に乗ってきた。
ところが、次に入ってきた男を見るなり、「ああ、○○さん」っと言うなり、
そっちの男の方に行ってしまった。
ぼくとのカンバセーションを途中で打ち切ってである。
ソイツは、チビで見た目もパッとせず、貧弱な体つきの40がらみの、何てことない男であった。
・・・・・・
ぼくは結構頑張った。
参加者のうちまともに出来るのは、最前列のぼくと最後列の女性の二人だけだった。
ぼくが止まってしまうと、クラス全体が崩壊する。
だから、一回も手を抜かず執拗に繰り返した。
こういう場合の、最前列はツライ。
疲れた。
ひどく疲れた。
汗がポタポタ落ちるのが止まらないくらい疲れた。
・・・・・・
彼女は疲れ果てながらも、クラスの崩壊を防いだぼくの努力を目の前で確認していたはずである。
レッスンが終わって、スタジオを出る際、出口に立つ彼女と互いに「お疲れ様」と短く言葉を交わした。
ところが、彼女はぼくが出るか出ないかも待たず、
まだスタジオ内に残っていた、件(くだん)のあのチビ男に歩み寄り、
「おつかれさまァ~~」と声をかけながら顔を覗き込んだのである。
同じ「お疲れ様」でも、全く違ったトーンの「おつかれさまァ~~」なのであった。
・・・・・・(-""-;)
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