2007年6月22日金曜日

出戻りキャンペーン

昨日なにげなく以前通っていたフィットネスクラブのホームページを覗いてみたら、何と過去にそのクラブに入会していた元会員を対象に、キャンペーンをやっていたのだ。
限定20名で、1万円のキャッシュバックだ。(正確にはクレジットカードのポイント1万円分なのだが。)
入会金が1万円だから、それでチャラ。手続き代の3,000円の追加だけで再入会できる。
要するに「出戻りキャンペーン」だ!!
こんなキャンペーン見たことない。しかも、そのクラブは絶対に割引キャンペーンなど過去に一度もしてこなかった(裕福な)クラブだ。
なんか、私を狙い撃ちにしたキャンペーンのような気がした。

何度も書いたように、今のクラブはプログラムの内容がイマイチ気に入っていない。(私の唯一のレパートリーであるステップのレベルが低すぎるのだ。)
しかも、安売りキャンペーンを延々と続け、会員を大事にしていない印象を与える。
全体的に覇気がない。
以前のクラブに戻ろうと何度考えたことか。
それが、このキャンペーンだ。心を見透かされたような気がした。

そして、迷うことなく再入会の手続きをした。当然、今のクラブにも退会届を即出した。
「エ~あの、出戻りキャンペーンの広告を見てきたんですが」.....っといったら、相手はすぐに分かってニコニコしていた。
「それで、いま通っておられるクラブは○○ですか?」.....っと聞いてきたので、ライバルのことをよく研究していることが分かった。
そんなことは教えないが、相手は分かりきっている。
いまのクラブも、この位本気で研究をしないから、負けてしまうのだ。

.....っで、再入会する方の会員数を聞いてみたら、3,000人から4,000人とのこと。
かなりばらつきがある数字ですねと聞いたら、法人会員が結構あるものでとの答え。
ナルホド。設備が広いので、大丈夫との回答。(やはりライバルの弱点を知っておる。)

......っで、退会する方のクラブに聞いたら、2,000人とのこと。
「たしか、3,000人を超えたと聞いたのですが?」と聞くと、「キャンペーンを出したときは増えるのですが」と、歯切れが悪い。
ヤッパリ思ったとおりだ。歩留まりが悪いのだ
安売りキャンペーンで、一時増えるのだが、特典期間の2ヶ月が過ぎれば、トットと退会してしまうのだ。
その上、私のような長く付き合おうという会員まで、失う結果となるのだ。

退会届はその月の15日締め切りだから、実際には7月31日をもって退会することになる。
不思議なもので、あと少しでこのクラブとお別れと分かると、ちょっと寂しい気持ちになる。
案外、このクラブも良かったのではないかと。
設備は綺麗だし、シャワーブースは広々している。時々、会員は増えるが、均してみれば会員数は少ないじゃないか。

一番後ろ髪が引かれる思いがするのは、やはりインストラクターだ。
8ヶ月通ったことになるのだが、気に入ったインストラクターは2人いる。(たった2人だけ?....っという気もしないではないが。)
昨夜のエアロビクラスの、AインストラクターとBインストラクターだ。この二人はレッスンが分かりやすい上に、人柄がとてもよいのだ。
このクラブに入る前は、ステップしか参加しなかったが、ステップのレベルが低いおかげで、エアロビクスが少しできるようになった。

まあ、色々な思いが交差するが、ずっと同じ環境で続けることの功罪はあると思う。

また飽きてしまったら、再度戻ってくればいいじゃないか。
何たって、入会金ゼロ、1ヶ月タダのキャンペーンはそのときも続けているはずだから。

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