2007年6月18日月曜日

エアロビ兄ちゃん

変なヤツ(会員)シリーズはだいぶ前に中断したきりだが、そろそろ再開しようと思う。
だが、このフィットネスクラブに移ってから、それなりの変なヤツが見つからない。
変なヤツが居ないという訳ではない。
例の安売りキャンペーンをクラブ側が永遠と思われるくらい続けるので、クラブに長期間在籍する会員が少ないのだ。
だから、変なヤツがいても2ヶ月間の特典期限が過ぎると、サッサと止めてしまうのだ。
サウナスーツ野郎も、フニャフニャ人間ももう見かけない。
だが、変人の絶対数には不足しないので、2~3回見かけたヤツでも、まな板に上げることにする。

(エアロビ兄ちゃん)
最近見かける兄ちゃんだ。
アダナの通り、エアロビのクラス専門だ。
超短いピチピチの短パンをはいているから、このフィットネスクラブの会員なら誰のことかすぐにわかるはずだ。
男性の会員は普通短パンだが、膝上くらいのまあダボッとしたものか、最近は膝付近くらいの割と長め(七分丈?)のもので、彼のようにピチッとしたものはマズはかない。
要するにエアロビ大会に出てくる兄ちゃん達がはくような本格的なウェアだ。
かなり筋肉質で、髪も短くカットしている。シャツも体にピッタリしている。
もう、見るからに本格的なエアロビクスをやりそうな外見なのだ。
私は何度も言うように、超近視なので、ハンサムかどうかは分からない。
若いということだけは分かるが。

当然のごとく最前列のインストラクターの近くに場所をとる。
インストラクターとしても、「こりゃ同業者かも?」...っと思うらしい。

だが、ひとたび音楽が始まり、準備体操に移ると、イマイチなのだ。
ヘタクソっというのではないが、動きがその外見と一致しないのだ。
この前も、インストラクターの足と正反対の動きを、最後まで続けていた。
そのときのインストラクターも「アレッ?」っと思ったらしい。(見りゃ分かる。)
だが、インストラクターは生徒と向き合って動作をすることが多いので、右といいながら左の動作が出来る。
それでコリャ相当のプロかも知れないと納得させたに違いない。(これも見りゃ分かる。)
彼の外見からすれば、まさかヘタクソとは信じ難いのだ。

.......っで、一通り準備体操が終わり、本番のメニューに移ったのだ。
Vステップは抜群に上手い。上手すぎる。「やはりコイツは身分を偽っているプロかもしれない」....っと、そのとき私も思ったし、インストラクターも思ったに違いない。
だが、次の運動に移ったとき、彼は付いて来られなくなった。
「あまりにも簡単すぎる動作だからか?」.......っと、彼の外見と動きのギャップを埋めるまで、ちょっと時間がかかった。
さらに、次の一連の動作に移ったとき、「コイツはヘタクソだ!!」と確信するに至った。
ナ~ンだコイツは?全くの見掛け倒しじゃネーか。
アリャリャ、頭も悪そうだ。簡単な流れのパターンも覚えられないようだ。

........(沈黙)
オメ~な。普通、初心者なら、なるべく目立たない格好をするぜ。
いまオメ~が着ているウェアは全くのプロ仕様だぜ。
しかも、最前列の目立つ場所は避けるものだ。

これまで2~3回見かけたが、どのクラスでもインストラクターは同じ反応を見せた。
こういうヤツっているんだよな。形から入るヤツ。

まあ、迷惑ではないが、もう少し上手くなるまで今のウェアはタンスにしまっておくことだな。

最後に、彼の名誉のために言っておくが、単品ではとてつもなく上手い種目がある。
前述のVステップもそうだが、ジョギングで足を上げる動作は、若いだけあってさすがに上手い。
練習すれば、上手くなるよ。
尤も、頭の悪さだけは、簡単には克服できそうもないが。

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