2014年8月20日水曜日

ブームは去った?(その5)

・・・・・・っということで、総合ジムは飽和したマーケットの中で生き残り対策をとる必要に迫られることになる。
先ず思い付く安易な手段は、他社より安くして、客を奪う戦略である。

毎月手を変え品を変えキャンペーンをするのはこのためである。

だが、客も馬鹿じゃない。

内容にそれ程違いがないならば、どのフィットネスクラブでもおなじ。

その時に安い方に付くだけであり、これはあまり良い戦略とは言えない。

何度も書いたとおり、クラブ経営は右肩上がりではない。

トントンか、ちょっと利益が上がれば良しとする商売である。

だが、経営者というものは、欲深いものである。

何とか利益を拡大しようとして、経費を削りだす。

一番の目の付け所は、人件費である。

アルバイトだらけのスタッフで、どんなふうになるか結果はご存知だろう。

優秀な人材が散逸してしまうのは自明の理である。

そして、インストラクターのフィーを削ろうとする。

こうやって凌いでいれば、じきに競争相手が潰れてくれるだろう。

まあ、大雑把にいって、現在のフィットネスクラブの実情はこんなところだろう。

・・・・・・・

だが、そんな中でもちゃんと対策を取っているクラブもある。

一箇所の施設で利益が少ないなら、沢山施設を保有することによって全体の利益を上げようとする戦略である。

そういうクラブは、他の採算の悪いクラブを積極的に買い取っていく。

業界ナンバーワンなら、スケールメリットが出るであろう・・・という考えである。

・・・・・・・

他のクラブは、客のニーズが多様化したことに対する策として、保有している各施設をニーズに特化する戦略である。

一部の施設のレッスンプログラムをマニア向けにして、他の施設では初心者向けにするのである。

そうすれば、両方のニーズを採り込んでいけるからである。

・・・・・・・つづく。





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