・・・・・・・っということで、いま「三浦しをん」という作家の書いた
【しをんのしおり】というエッセーを読んでいる。
この女性(現在34歳)が25歳~26歳のときに書いたものだ。
直木賞作家だけあって、随所に才能は発揮されているものの、
ナンだこれ?・・・ってな文章が並ぶ。
要するに軽いのだ。
半径2m以内で起きた出来事を書き連ねたと作者も断っている通り、
ドーでもいい事柄ばかりだ。
・・・・・・・っと、ここで気付いたのだが、
「これってブログと変わらないじゃん。」
・・・っということだ。
言っちゃ悪いが、この程度ならここのブログで日常を書いている、
ちょっと筆の立つブロガーと大差ないじゃないか?
もちろん、片やプロの売れっ子作家。
軽い文章を書いているようで、読者に銭を出して後悔しないよう、
それなりの(才能を随所に小出しにして)作品に仕上げている。
だけれども、(ちょっと筆の立つ)一般ブロガーでも、
対価を得るという意識で書かせれば、同程度のエッセーを書く人は、
それこそ山のようにいるはずだ。
・・・・・・
このエッセーがどのくらい売れたのかは知らないが、
三浦女史はそれなりの印税を稼いでいるはずである。
でも、ブロガーはいくら面白い記事を書いてもタダだ。
・・・・・・
そのことに対して、不公平だなんていう屁理屈をこねる気持ちは毛頭ない。
ただ、つくづく思うのは、
世の中にはまだまだ才能が溢れる人たちが埋もれているのだということ。
このブログの世界には、そういうきらめきを持ったブロガーに出会う楽しみがあること。
世の中は、そういった世界なのだということ。
・・・かな?
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