・・・・・・・っということで、飛行機の夜便に乗るので、
滅多に出ないわがフィットネスクラブの昼間のプログラムに出た。
初級と初中級エアロビクスの二本。
小柄な女性インストラクター。
彼女のクラスは以前に参加した気がする。
・・・・・・っで、
不毛だなァ~~
わがクラブ。
普段は夜の部しか出ていないので、
不毛さ加減をイヤというほど思い知らされていたので、
昼間くらいはと期待したのだが・・・・・・。
ヤッパ、不毛だった。
・・・・・・えっ?
何の話だって?
若い女性が不毛だっていう話。
・・・・・・
夜の時間帯を見る限り、
若くて魅力的な会員って、
皆無なんです、
わがクラブ。(>_<)
イヤァ~それは見事なくらい、居ないっすよ。
駅からちょっと遠いからかな?
・・・・・・
昼間のクラスは、夜のクラスに輪をかけて平均年齢高いッス。
一たびスタジオに入った途端、
感じるのです。
なんとゆーか、
ドンヨリした空気。
何年も締め切ったままの部屋を開けてしまったときに感じる、
あのドンヨリ感。
空気が死んでいる。
かび臭いんですよ。
今日の天気は、今にも雨が降ってきそうな空模様だったけれど、
スタジオの中の空気に比べれば、
それは常夏の太陽降り注ぐ南国と言っていいくらい。
それほど、スタジオ内は暗いんです。
・・・・・・
その原因は、
ババア達なんです。
オバサンというくくりを、既に超越したババアの集団だったのです。
・・・・・・ッゲッ!!
そんな集団の中に、一人ぼくは佇(たたず)んでいたのです。
いつもこのブログでは、自分のことをジジイなんて言っていますよ。
でも、今日のスタジオの中でのぼくは、「粋のいいアンチャン」でした。
・・・・・・
恐るべし、昼間のエアロビクス。
若い人妻なんかを期待していたぼくが甘かった。
そんなものは居ない。
どこを探しても居ない。
居るのは、尻が垂れきった、髪さえも薄い、
水分が抜けきった身体を持つ、
そのくせ、やたら日ごろ鍛えているものだから、
筋肉質なおみ足を備えた、
バアサンの集団だったのだっ!!
・・・・・・
そういう集団が、スタジオを隅から隅まで満たしていると想像してみたまえ。
出張までの時間を潰すために、何気なく参加した男の立場を想像してみたまえ。
・・・・・・
怖い。
ハッキリ言って、コワイ。
どこの場所に入ればいいか、分からないのがコワイ。
昼間のエアロビクスのクラスは、長年にわたって、完璧な秩序が確立していると考えるのがスジだ。
その、完璧に調和した宇宙に、部外者、
それも、男が入ってくるなんて、想定外だ。
そうなんです、宇宙の調和を乱すのがコワイ。
その恐怖は現実のものとなった。
ぼくは、恐る恐る前列から2列目の右端に場所を確保した。
レッスン開始、5分前である。
周りには誰も居ない。
ぼくの前後はガラガラである。
ぼくは怖がり過ぎたのであろうか?
ホッとしたのもつかの間、
開始2分前になって、ババアの集団4人がスタジオin。
当たり前のように、右端前方の空間をその4人は埋めたのであった。
丁度、4人分に最適な空間。
ただし、ぼくが居なければという条件である。
・・・・・・
レッスンが始まる前で既にアンバランスな配置なのである。
ぼくに異常接近したまま、その位置をガンとして動かないのである。
もうチョット前に移動しさえすれば、楽に動くことが出来る空間が生まれるはずなのである。
ところが、ぼくにピッタリの距離を取ったまま、知らん振りなのである。
・・・・・・
そうなんです、彼女達の右隅前方の宇宙の調和を、ぼくが乱したのです。
そこで、スゴスゴと、後ろにぼくが移動すればいいんです。
尻尾を足の間に挟んで。
ところが、ぼくはぼくなりに頑固ジジイなのである。
ぼくも、一寸も自分の位置を動かなかった。
動くもんカイ。
だって、ぼくが先にきて確保した位置なんですから。
・・・・・・
っで、始まりました。
レッスンが。
・・・・・・
あとは、想像にお任せします。
(^_^;)
//
0 件のコメント:
コメントを投稿