2011年2月17日木曜日

昼間のスタジオ

・・・・・・・っということで、飛行機の夜便に乗るので、

滅多に出ないわがフィットネスクラブの昼間のプログラムに出た。

初級と初中級エアロビクスの二本。

小柄な女性インストラクター。

彼女のクラスは以前に参加した気がする。

・・・・・・っで、

不毛だなァ~~

わがクラブ。

普段は夜の部しか出ていないので、

不毛さ加減をイヤというほど思い知らされていたので、

昼間くらいはと期待したのだが・・・・・・。

ヤッパ、不毛だった。

・・・・・・えっ?

何の話だって?

若い女性が不毛だっていう話。

・・・・・・

夜の時間帯を見る限り、

若くて魅力的な会員って、

皆無なんです、

わがクラブ。(>_<)

イヤァ~それは見事なくらい、居ないっすよ。

駅からちょっと遠いからかな?

・・・・・・

昼間のクラスは、夜のクラスに輪をかけて平均年齢高いッス。

一たびスタジオに入った途端、

感じるのです。

なんとゆーか、

ドンヨリした空気。

何年も締め切ったままの部屋を開けてしまったときに感じる、

あのドンヨリ感。

空気が死んでいる。

かび臭いんですよ。

今日の天気は、今にも雨が降ってきそうな空模様だったけれど、

スタジオの中の空気に比べれば、

それは常夏の太陽降り注ぐ南国と言っていいくらい。

それほど、スタジオ内は暗いんです。

・・・・・・

その原因は、

ババア達なんです。

オバサンというくくりを、既に超越したババアの集団だったのです。

・・・・・・ッゲッ!!

そんな集団の中に、一人ぼくは佇(たたず)んでいたのです。

いつもこのブログでは、自分のことをジジイなんて言っていますよ。

でも、今日のスタジオの中でのぼくは、「粋のいいアンチャン」でした。

・・・・・・

恐るべし、昼間のエアロビクス。

若い人妻なんかを期待していたぼくが甘かった。

そんなものは居ない。

どこを探しても居ない。

居るのは、尻が垂れきった、髪さえも薄い、

水分が抜けきった身体を持つ、

そのくせ、やたら日ごろ鍛えているものだから、

筋肉質なおみ足を備えた、

バアサンの集団だったのだっ!!

・・・・・・

そういう集団が、スタジオを隅から隅まで満たしていると想像してみたまえ。

出張までの時間を潰すために、何気なく参加した男の立場を想像してみたまえ。

・・・・・・

怖い。

ハッキリ言って、コワイ。

どこの場所に入ればいいか、分からないのがコワイ。

昼間のエアロビクスのクラスは、長年にわたって、完璧な秩序が確立していると考えるのがスジだ。

その、完璧に調和した宇宙に、部外者、

それも、男が入ってくるなんて、想定外だ。

そうなんです、宇宙の調和を乱すのがコワイ。

その恐怖は現実のものとなった。

ぼくは、恐る恐る前列から2列目の右端に場所を確保した。

レッスン開始、5分前である。

周りには誰も居ない。

ぼくの前後はガラガラである。

ぼくは怖がり過ぎたのであろうか?

ホッとしたのもつかの間、

開始2分前になって、ババアの集団4人がスタジオin。

当たり前のように、右端前方の空間をその4人は埋めたのであった。

丁度、4人分に最適な空間。

ただし、ぼくが居なければという条件である。

・・・・・・
レッスンが始まる前で既にアンバランスな配置なのである。

ぼくに異常接近したまま、その位置をガンとして動かないのである。

もうチョット前に移動しさえすれば、楽に動くことが出来る空間が生まれるはずなのである。

ところが、ぼくにピッタリの距離を取ったまま、知らん振りなのである。

・・・・・・

そうなんです、彼女達の右隅前方の宇宙の調和を、ぼくが乱したのです。

そこで、スゴスゴと、後ろにぼくが移動すればいいんです。

尻尾を足の間に挟んで。

ところが、ぼくはぼくなりに頑固ジジイなのである。

ぼくも、一寸も自分の位置を動かなかった。

動くもんカイ。

だって、ぼくが先にきて確保した位置なんですから。

・・・・・・

っで、始まりました。

レッスンが。

・・・・・・


あとは、想像にお任せします。

(^_^;)





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