・・・・・・・っということで、K嬢が途中でクビになった後のクラスを引き継いだのが、T君。
そのT君の初めてのステップに出た。
結論を言うと、とんでもネー野郎だった。
・・・・・・
彼はブログを書いているのね。
それによると、サルサ踊りの専門家らしい。
サルサっていう踊りがどういうものかぼくは全然知らないんだけど、
要するに、そういうダンス系が得意のインストラクターってぇことね。
そのサルサ君がステップを担当するのは、実に久し振りらしい。
彼のブログによると、彼がステップを教えるなんて、誰も想像できないとのこと。
まあ、以上がぼくが調べられる範囲で調べた彼に対する事前情報。
・・・・・・
そこで、以下が本日のステップの参加者の全て。
参加者1. 初級ステップを卒業し、中級一歩手前の女性。
参加者2. 全くのド素人。ステップはおろか、エアロビクスの経験さえもない女性。
参加者3. ぼくね。還暦一歩手前のジジイ。
以上。
・・・以上なんです。
参加者たったの3名。
K嬢のほうがまだ参加者多かったじゃん。
・・・・・・
サルサ君、この参加者の少なさにまずショックを受けていたみたい。
彼にとって次のショックは、レベルをどこに設定すればいいかの判断。
エエイ、ままよぉ~~っと始めたけれど、
レベル違いすぎですよね。
なんたって超初心者+中級一歩手前+上級一歩手前の3人ですもの。
彼の戸惑いが手に取るように分かる。
・・・・・・
そこで、彼の発した言葉に、ぼくはカチンときた。
その初心者は別にして、ぼくと、もう一人の彼女に対してなんて言ったと思います?
「このクラス、初心者と分かって参加したのですか?」
・・・・だと。
明らかに、初心者ではないぼくらが、初心者クラスに参加するのはケシカランというふうに聞こえるでしょ?
・・・・・・・
ぼくのカチンときた理由分かります?
じゃあ、明らかに初心者でないぼくら二人が参加しなかったら、
本日の参加者は1名だったのですぜ。
えっ?サルサ君。
・・・・・・
そして、こういう伏線があったからこそ、またまたカチンと来た。
次の彼の中級エアロビクスに出るべくスタジオの外で待っていたときに、
彼が近づいてきて、さっきのステップではストレスを感じたと言うじゃないですか。
だから、ぼくは言ってやったんです。
「初級だから、初心者のレベルでやっていいんですよ。ぼくらは上手いからといって、レベルを吊り上げるようなこことはしませんから。」
・・・・・・っと。
すると、彼は言ったのです。
「もちろん次も初級レベルでやりますから。」
・・・・・・っと。
ぼくはそのとき思ったのです。
彼のイメージする初級クラスは、本当の初級クラスではないと。
まあ、そこんところは、見逃すとして、
次の中級エアロビクスが始まる挨拶で、彼の放った言葉にカチンと来たのです。
・・・・・・
開口一番、「前のステップではものすごくストレスを感じたのです。」
・・・だと。
最前列に陣取ったぼくのいる目の前で、そう言い放ったのです。
ちなみに、次のエアロビクスには約5名の参加者でした。
そして彼は続けたのです。
「(もうストレスを感じたくないから)皆さんが出来ようが出来まいが、予定通りの振り付けをします」
・・・・・・っと。
はっきり言って、彼の振り付けはとても洗練されていた。
上手い。
中級エアロビクスにしては、勿体ないくらい上手い。
彼のステップなんか、到底比較にならないくらい上手い。
まるで、水を得た魚のようだ。
さすが、サルサ君。
腰をフリフリなんて、とても新鮮だ。
・・・・・・
ところが、参加者の5名。
誰も付いていけない。
かなり上級の男子もいたのだが、
それでも付いていけない。
ぼくなんか、サッパリ付いていけない。
でも、サルサ君は、妥協はしないで、ドンドコ進める。
・・・・・・
彼曰く、最初のインストラクターで、最初の振り付けで、
一発で付いてこられるわけがない・・・っと。
出来ないのが普通だ・・・っと。
・・・・・・
でも、そういう彼の表情には失望の感情が色濃く反映されていた。
・・・・・・
そう、
そうなんです。
ステップでストレスを感じ、
そして、
エアロビクスでも
それを上回るストレスを感じたのです。
・・・・・・
最後にサルサ君が言いました。
次回もこれと同じ振り付けにするか、
別の振り付けにするか、
考えてきます。
・・・・・・っと。
頑張ってね、サルサ君。
ちなみに、サルサ君の話し言葉は、
オネェー言葉です.
そう、
ホモっぽいのです。
ゲイっぽいのです。
男性のインストラクターって、どうしてこうなのかなぁ~~
・・・・・・えっ?
次も出るかって?
もちろん出ますよ。
こんな面白いインストラクター、
ブログのネタに持ってこいだもんネェ~~~
(^O^)/
0 件のコメント:
コメントを投稿