2010年11月23日火曜日

喰らいついてくる人なら

・・・・・・・っということで、雨の中の登山でヘロヘロに疲れて帰宅し、二者選択を迫られた。

(選択その一) 風呂に入ってビールを飲む。

(選択その二) 月曜恒例のステップに出る。

迷った。

ギリギリまで迷った。

日ごろジムで鍛えているはずなのに、膝がガクガクだ。

このままステップクラスに出たら、コケて怪我をしかねない。

・・・・・・

出ました。

雨の中を。

K嬢の初級(実質は中級)ステップ。

足を引っ張る「勘違い野郎」が参加していなかったので、

いつもに増してスピーディーに進めるK嬢。

一時参加を躊躇していた地元の女性も、最近は続けて参加するようになった。

これで、ぼくとともに地元参加者は二人に増えた。

素っ気なく見えた彼女のスピーディーな教え方に慣れれば、逆にそのスピードが心地よく感じる。

そう、慣れなのだ。

・・・・・・

初参加の女性会員が、終わった後、「これでベーシッククラスですかぁ?」と、K嬢に詰め寄っていた。

「はいベーシックです」と一言、冷たく言い放つK嬢。

ぼくも、これはベーシックのレベルじゃないと思うが、K嬢は絶対に譲らない。

そこが彼女のいいところだと思う。

いつか彼女の言った「喰らいついてくる人なら出来るようになる。」

・・・これが彼女の信念なのだろう。

・・・・・・

疲れているので、次の中級エアロビクス(実質は上級)に出るつもりはなかったが、

「喰らいついてくる人なら出来るようになる。」との彼女の信念に接し、参加することに。

7名の参加者だったが、地元会員はぼく一人だけ。

先週、チャレンジして、見事撃沈されたクラスだ。

一人お地蔵さんになって、もう二度と出るまいと思っていた。

覚悟を決めてスタジオに入ると、K嬢が満面の笑顔で出迎えてくれた。

彼女も、先週のぼくを覚えていて、参加するとは思っていなかったのだろう。

普段は無口で、冷たい雰囲気の彼女なのだが、笑顔は最高にチャーミングだ。

・・・・・・

振り付けは先週と全く同じ。

周囲は全員追っかけの上級者ばかり。

一人回転方向が違うぼく。

一人アームズが付かないぼく。

一人あらぬ方向に進んで行くぼく。

一人カウントが違うぼく。

一人立ちすくむぼく。

・・・・・・

それでも、先週よりは動けた。

終わってスタジオを出るとき、K嬢にそう言ったら、

「大変よく動けていましたよ」とニッコリ。

オーシ、来週も出るぞ。


//

0 件のコメント:

にほんブログ村 健康ブログ フィットネスへ