・・・・・・・っということで、雨の中の登山でヘロヘロに疲れて帰宅し、二者選択を迫られた。
(選択その一) 風呂に入ってビールを飲む。
(選択その二) 月曜恒例のステップに出る。
迷った。
ギリギリまで迷った。
日ごろジムで鍛えているはずなのに、膝がガクガクだ。
このままステップクラスに出たら、コケて怪我をしかねない。
・・・・・・
出ました。
雨の中を。
K嬢の初級(実質は中級)ステップ。
足を引っ張る「勘違い野郎」が参加していなかったので、
いつもに増してスピーディーに進めるK嬢。
一時参加を躊躇していた地元の女性も、最近は続けて参加するようになった。
これで、ぼくとともに地元参加者は二人に増えた。
素っ気なく見えた彼女のスピーディーな教え方に慣れれば、逆にそのスピードが心地よく感じる。
そう、慣れなのだ。
・・・・・・
初参加の女性会員が、終わった後、「これでベーシッククラスですかぁ?」と、K嬢に詰め寄っていた。
「はいベーシックです」と一言、冷たく言い放つK嬢。
ぼくも、これはベーシックのレベルじゃないと思うが、K嬢は絶対に譲らない。
そこが彼女のいいところだと思う。
いつか彼女の言った「喰らいついてくる人なら出来るようになる。」
・・・これが彼女の信念なのだろう。
・・・・・・
疲れているので、次の中級エアロビクス(実質は上級)に出るつもりはなかったが、
「喰らいついてくる人なら出来るようになる。」との彼女の信念に接し、参加することに。
7名の参加者だったが、地元会員はぼく一人だけ。
先週、チャレンジして、見事撃沈されたクラスだ。
一人お地蔵さんになって、もう二度と出るまいと思っていた。
覚悟を決めてスタジオに入ると、K嬢が満面の笑顔で出迎えてくれた。
彼女も、先週のぼくを覚えていて、参加するとは思っていなかったのだろう。
普段は無口で、冷たい雰囲気の彼女なのだが、笑顔は最高にチャーミングだ。
・・・・・・
振り付けは先週と全く同じ。
周囲は全員追っかけの上級者ばかり。
一人回転方向が違うぼく。
一人アームズが付かないぼく。
一人あらぬ方向に進んで行くぼく。
一人カウントが違うぼく。
一人立ちすくむぼく。
・・・・・・
それでも、先週よりは動けた。
終わってスタジオを出るとき、K嬢にそう言ったら、
「大変よく動けていましたよ」とニッコリ。
オーシ、来週も出るぞ。
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