・・・・・・・っということで、単に勘違い男ならまだ良いのだ。
(ホントーは良くないけど。)
問題は、異常さを伴っていることである。
所謂ストーカーの要素を、その男は多分に含んでいるのである。
その男とはね、ステップクラスに3週間ほど前から出没するようになったんですけどね、
何しろ下手なのです。
そのうち上手くなるという、見込みはかけらも見当たらないのです。
なのに、「難しい」女性インストラクターのステップクラスに熱心に通うようになったのです。
普通、自分の覚えが悪くて、みなの足を引っ張ってると感じたら、遠慮するものでしょう?
もっとまともな神経だったら、次回から出てこなくなりますよね。
しかもですよ、インストラクターから「もっと易しい、エアロビクスのクラスで慣れてから参加してください。」
と、面と向かって言われているにも拘らずデスよ。
異常さはどういうところに現れているかというと:
彼女がスタジオに入って、アンプを調整していると、
彼女のためにステップ台を持って来て、ウレシそうに置くんですよ。
自分のを後回しにして。
それを見ただけで、彼女も、ぼくも、「キモイ」という表情をするんです。
彼女の正面に台を置いた彼は、レッスンが始まる前に、先週のステップを繰り返しているんですよ。
彼女にアピールするように。
(それも、ろくに出来ていないのですがね。)
レッスン中は、間違えてばかり。
というより、出来ない。
それでも、悪びれたところは全くなし。
さて、レッスンが終わり、皆が引き揚げた後、一人スタジオの真ん中に残って、
(当たり前のような顔をして)インストラクターを待っている。
彼女だって、サッサと床にモップをかけて、次のクラスのために汗で濡れたシャツを替えたいと思っているのに。
どちらかというと彼女は取っ付き難いタイプなんです。
教え方もアッサリしているし、お世辞にも愛想がいい方じゃない。
(多分、そういうスタイルを意識しているのだと思うけれど、)男っぽい感じの女性なのです。
(前回書いたように、笑顔はチャーミングで、美人なんですけどね。)
でも、彼女は居残り練習のリクエストを断らない。
真面目に、今日やったことをその男のために、一から教えている。
次のレッスンが始まるギリギリまで。
・・・・・・
そういう彼女を見ていると、本当は真面目な優しい子だと分かるんです。
ツッパリ風を装っていて、話しかけにくいけれど。
そんなバリアーはその男にとって、何にも役に立たない。
ホント気の毒になってしまいます。
・・・・・・
さらに、その男の異常さは次の行動で、決定的になるのです。
彼女の次のクラスに参加するのです。
そのクラスとは、我がクラブで「名人」といわれる女性でも、初回で撃沈され、参加しなくなったほどの超難度の上級エアロビクスに参加しているのです。
私はそれを見て、唖然とするより、恐怖を覚えてしまったのです。
こりゃアブナイ。
彼女が危ない。
ストーカーの標的になってしまったよ・・・っと。
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