2010年9月10日金曜日

No, we can't!

・・・・・・・っということで、ホンマ怖いわ。

いやね、変わるって怖いということ。

それと反対に、今までやってきたことを続けるのは、怖くない。

現状維持っていうのがどんなに安心できるものなのか。

そして、それを自ら変えるということの恐怖はいかに大きなものか。

成功体験があればなおのこと、そのやり方を変えるのが怖くてしようがない。

それまでのやり方が既に役に立たなくなっているのを、知っているんです。

知っていながら、変えられない。

・・・・・・

何を言っているかというと、オバマ氏の掲げた【Change】のことなんです。

たしかあれは2年前だったと思う。

彼がこのスローガンを掲げて当選したのが。

そしてこの言葉に続くのが【Yes, we can.】だった。

カッコイイ、実にカッコイイ。

ところが、今このスローガンを叫んだらどうだろう?

カッコワリィー、実にカッコワリィー。

どうしてだろう?

カッコ良すぎる事を言ったのに、出来なかったからだ。

出来ていればカッコイイ。いま叫んでもカッコイイ。

いまオバマ氏はこの言葉を演説の中で使うのであろうか?

変わるっていうことが如何に難しいかの証明でしょう。

・・・・・・

今までのやり方では破滅に向かうことが確実と、ちゃんと分かっているのになぜ変えられないのか。

それは、怖いからなのです。

常識的に考えれば、破滅する方が怖いはずです。

それでも変えないという事は、破滅するより変える事の方が怖いからなのです。

そうじゃないですか?

ぼくにはそうとしか考えられない。

特に日本人はそういう傾向が、世界の人に比べて強いのじゃないのかと疑っています。

その根底にあるものは、【赤信号、皆で渡れば怖くない。】という心理です。

破滅することが分かっていても、【皆で破滅すれば怖くない。】じゃないですか?

エッ?違うって?

太平洋戦争で日本軍が玉砕したのは、まさにこの心理状態が日本国民を覆っていたからでしょう?

エッ?違うって?

じゃあ、JALが倒産したときはどうだったのよ?



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