・・・・・・・っということで、今日は腹が立つより悲しかった。
今日はハロウィンだってことくらい、こんなジジイでも知っている。
だから今日は下が黒、上がかぼちゃ色のウェアを着てK嬢の初中級エアロビクスに参加した。
地元のオバサンが目ざとくぼくを見て、「今日はハロウィンファッションね」と言ってくれた。
・・・・・・
K嬢も上が黒、下がオレンジのハロウィンファッションだった。
その他、ぼく以外に同じオレンジと黒の上下を着て、ハロウィンを意識する女性が二人いた。
インストラクターを入れて、狭いほうのスタジオにハロウィンファッションが4人だから、
わがホームにしては珍しい方だ。
だって、クラブオープン以来5年弱、ぼくが知っている限り
「仮装」は一度も実施されていないのだ。
そんなクラブなんです、我がホームは。
・・・・・・
でも、いつもの最前列の指定席でぼくは見たんです。
K嬢が置いてあったバッグから魔女の帽子がのぞいていることを・・・。
ハハァ~~ン、そういうことね。
ぼくはすぐ分かった。
K嬢の初中級エアロビクスは特別ハロウィンバージョンではなかった。
逆に、ハロウィンであることを避けている感じ。
・・・・・・
レッスンが終わってスタジオを出ると、続いてあるK嬢の上級エアロビクスを待つ集団が列を作っている。
これはいつもの光景。
だが、殆どの連中が上下オレンジと黒のファッション。
しかも、紙袋を提げている。
先週書いたけど、連中は隣駅の仲良しクラブの面々。
K嬢のオッカケだ。
ぼくの予想は確信に変った。
・・・・・・
ぼくは、K嬢の上級エアロビクスは出ません。
だって、仲良しクラブの連中が声出し、盛り上げ、
K嬢も、それぞれを「ちゃん付け」で呼びあう間柄。
ひとのクラブにゾロゾロやってきて、我が物顔に振舞うクラスなんて、誰が出るかっ!!
・・・というのが、ぼくの参加しない理由です。
それを野放しにしているK嬢の気が知れないからなのです。
・・・・・・
そして、シャワーを浴びてスッキリした後、ぼくは確認しに行きました。
スタジオのガラス越しに中を観察しましたよ。
スタジオ全員がハロウィンの仮装。
黒い帽子に、中には黒いマントをまとったヤツもいる。
そして、肝心のK嬢。
初中級では知らぬ顔をしていたのに、しっかり魔女の帽子を被っている。
嬉しそうに。
・・・・・・
分かるかな、ぼくの悲しみを。
その悲しみを解説すると:
同じK嬢の初中級のクラスは(ぼくみたいな)地元の参加者がいる。
だけれども、次の上級クラスは隣駅の仲良しクラブの連中がスタジオを占領する。
単純に考えて、なんで初中級のクラスは仮装を認めず、上級クラスは認めるの?
言葉を変えれば、地元の会員には仮装を認めず、隣駅の仲良しクラブには仮装を認めるの?
・・・・・・
っで、目と目が合いましたよ。
わざとK嬢と目を合わしましたよ、スタジオの外からガラス越しに。
彼女はバカじゃない。
すぐにぼくの視線の意味を理解しましたよ。
・・・ったくもーよぉ~~
なんで、そんなことするんだよ?
初中級クラスの参加者にも、次週はハロウィンだから、仮装しましょうよ
・・・って、何で言えないの?
自分の取り巻きの連中に囲まれているのはいい気分だろうけど、
別のところでやってくれよ。
・・・・・・
浅いんだよ。
じつに浅い。
K嬢は優れたインストラクターだけれども、そこんところが浅いんだよ。
・・・・・・
分かってくれたかな?
ぼくが腹を立てるより、悲しい気分になったことを。
あのぉ~~、なにもコスプレをぼくがしたいという意味じゃないんですよ。(^^ゞ
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