・・・・・・・っということで、ぼくが経験したエアロビクスで最悪なもの、
正確にはエアロビクスじゃなくてステップのクラスだったんですけど、
もう何年も前のことなのに、いまだに思い出すとムカつく。
珍しくそのときは遠征して、(よせばいいのに)初めての上級ステップクラスに参加した。
思いのほか人気のクラスで、ぼくが着いた時は最前列の右大臣の席しか空いていなかった。
何しろその男性インストラクターは威張っていた。
その威張るのとは対照的に、会員たちの方は萎縮しているような雰囲気だった。
たぶん「カリスマインストラクター」と巷では呼ばれていい気になっているのだろう。
取り巻きのオッカケがそのインストラクターのために、ステップ台を用意するのだ。
もちろん片付けも床拭きも取り巻きが甲斐甲斐しくお世話申し上げる。
開始ギリギリに現れたそのカリスマ君は、そういう風にされるのがアタリマエのような態度で、アリガトウの一言もいわない。
そして、ステップ開始。
さすが、上手い。
構成が洒落ている。
ところが、自ら展示するのはせいぜい2~3回。
あとは、最前列にいる(except meね)お取り巻きに任せて休んでしまう。
ぼくといえば、しょっぱなからお地蔵さん。
エアロビクスも含めたステップ歴の内で、最悪の撃沈状態。
しかも、そのときはおろしたてのUFOを穿いていた。
棒立ち状態のぼくに向かって、
「今日の右大臣は大人しいですね。」
とか、
「せっかくのUFOが泣くよ」
みたいなことをぬかしやがった。
・・・・・・
ここまでくると、以前このことを書いた記事を思い出される読者の方もおられるかも知れませんね。
どうも、何十年も前のことを思い出して、チクショォ~なんて血圧を上げているのはA型の特徴のようですね。(^_^.)
まあ、それは否定しませんが、今日はもう少し掘り下げて考えたいと思います。
これは上級エアロビクスのつづきなんです。
上で挙げた例は極端かもしれません。
だけれども、彼のクラスは成り立っている。
成り立っているどころか、大盛況なのである。
このことは何を意味するか?
上級クラスは何をやってもいいという証明になるんです。
上級クラスだから、どんなに難しくしてもいいというお墨付きをもらったも同然なのです。
難しければ難しいほどイイというニーズは歴然と存在するのです。
そんなクラスに紛れ込んできたアホは、徹底的に潰して次回から参加しようなんて気を起こさせないようにしても、それは容認されるのです。
上級クラスにチャレンジしてみようと、中級から這い上がってくるヤツを笑いものにして恨みを買ってもヘェ~キなのです。
満室の集客さえあれば、それが正義なのです。
・・・・・・
ぼくがそれに異議を唱えていると思われると、ちょっと違います。
そういう、究極のステップを求めるクラスはあって当然なのです。
言いたいのは、そういうクラスを維持することは最も簡単だと言いたいのです。
そのときのインストラクターの名前をちゃんと覚えています。
クソッ!!地獄に落ちやがれと呪いをかけたけれど、
いまだに人気者としてこの世界を泳いでいます。
だが、いま言ってやりたいのは、
「オメェ~のやっていることは一番安易な道なんだっ!!」
・・・っていうことなんです。
それとは対照的に、下のレベルから這い上がってきた会員に対して、
「君のチャレンジは偉いよ。」
「いまは出来ないけれど、何回もトライすれば、きっと出来るようになるよ」
・・・っと、気を使い、励まし、持ち上げ、
尚且つ、今まで参加してくれた会員を失望させないように心を砕く。
そういうインストラクターの方が余程困難で、崇高な道を歩んでいることだと。
ほとんどのインストラクターがそういうレベルの違いに悩んでおられると思う。
でも、ぼくらはちゃんと見ている。
そういう下から這い上がってきたチャレンジャーに合わせて、いつもより丁寧に教えたからといって、全然気にしない。
そうやって、皆が上手くなっていって、また新しい達成感を得る喜びを知っているから。
・・・・・・
以上、A型の特徴溢れる文章でした。(^_^;)
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