・・・・・・・っということで、カッコよく回りたい。
昨日のエアロビクスに限らず、ぼくは回転が遅い。
頭の回転も遅いが、体の回転もムチャクチャ遅い。
K嬢の作るコレオグラフィーはリズムチェンジのオンパレードだが、
回転も多い。
あっ、このマンボの後は次に回転が来るぞと思うと、必ず回転が来る。
そこまで分かっていても、回れない。
K嬢はそんなぼくに追い討ちをかけるように、
「そんなに急いで回らなくても、ゆっくりで間に合いますよォ~~~」
とよく言う。
ふんっ!!ぼくに対する当て付けかっ!!
こっちとら一生懸命回っても、皆が360度回り終えた頃は、まだ270度の手前だ。
だから、次の正面からの動きも、横を向いた状態から始めなきゃならん。
もちろん、次のグレープヴァインは直線ではなく、S字の動きになる。
・・・・・・
昨日なんかサ、イカにも上手そうな女子が隣りでやっていたんだけど、
コイツがサ、いつも笑顔を絶やさないのサ。
それがサ、癪に障るんだよっ!!
ゼンゼン間違わないのサ。
涼しい顔して、私には簡単すぎるワってな表情でやるのサ。
その証拠に、汗一つかかないのサ。
こっちとら、汗ダクダクで、間違ってばかりいるのにサ。
なにが癪に障るかって、あっという間に回転しやがるのが癪に障るのサ。
もう本当に、クルってなかんじでサ。
まるで一本の棒みたいに見えるんだわサ。
ぼくが回転しながら、横目で彼女を観察していると、
ぼくが90度を回ったか回らないかの時点で、もう回転を終えて正面を見てやがんだわサ。
理屈はぼくでも分かっているサ。
コリオリの効果ってぇことくらい知ってるサ。
回転を加速するためには、両手をサッと体に近づけるのサ。
さっき書いたように、一本の棒のようになっていれば回転が速くなるってワケさ。
そこで、彼女とぼくの体型を回転しない状態で比べるとするわサ。
彼女:文字通り一本の棒。
ぼく:腹が出ている上に、椎間板ヘルニアの影響で腰が曲がっている。
さらに物理学的に見て、ぼくは質量=体重が大きい。
運動ゼロの状態から、一定スピードまでに加速するには、重いほうがエネルギーor時間を要する。
これだけで、勝負あった・・・でしょ?
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