2011年7月12日火曜日

カッコよく回りたい

・・・・・・・っということで、カッコよく回りたい。



昨日のエアロビクスに限らず、ぼくは回転が遅い。



頭の回転も遅いが、体の回転もムチャクチャ遅い。



K嬢の作るコレオグラフィーはリズムチェンジのオンパレードだが、



回転も多い。



あっ、このマンボの後は次に回転が来るぞと思うと、必ず回転が来る。



そこまで分かっていても、回れない。



K嬢はそんなぼくに追い討ちをかけるように、



「そんなに急いで回らなくても、ゆっくりで間に合いますよォ~~~」



とよく言う。



ふんっ!!ぼくに対する当て付けかっ!!



こっちとら一生懸命回っても、皆が360度回り終えた頃は、まだ270度の手前だ。



だから、次の正面からの動きも、横を向いた状態から始めなきゃならん。



もちろん、次のグレープヴァインは直線ではなく、S字の動きになる。



・・・・・・



昨日なんかサ、イカにも上手そうな女子が隣りでやっていたんだけど、



コイツがサ、いつも笑顔を絶やさないのサ。



それがサ、癪に障るんだよっ!!



ゼンゼン間違わないのサ。



涼しい顔して、私には簡単すぎるワってな表情でやるのサ。



その証拠に、汗一つかかないのサ。



こっちとら、汗ダクダクで、間違ってばかりいるのにサ。



なにが癪に障るかって、あっという間に回転しやがるのが癪に障るのサ。



もう本当に、クルってなかんじでサ。



まるで一本の棒みたいに見えるんだわサ。



ぼくが回転しながら、横目で彼女を観察していると、



ぼくが90度を回ったか回らないかの時点で、もう回転を終えて正面を見てやがんだわサ。



理屈はぼくでも分かっているサ。



コリオリの効果ってぇことくらい知ってるサ。



回転を加速するためには、両手をサッと体に近づけるのサ。



さっき書いたように、一本の棒のようになっていれば回転が速くなるってワケさ。



そこで、彼女とぼくの体型を回転しない状態で比べるとするわサ。



彼女:文字通り一本の棒。



ぼく:腹が出ている上に、椎間板ヘルニアの影響で腰が曲がっている。



さらに物理学的に見て、ぼくは質量=体重が大きい。



運動ゼロの状態から、一定スピードまでに加速するには、重いほうがエネルギーor時間を要する。



これだけで、勝負あった・・・でしょ?





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