・・・・・・・っということで、エアロビクスは頭を使うか?
・・・っというお題目(その3)
前回の(その2)で、【ぼくはエアロビクスで頭を使っていない】という結論を導き出した。
この結論に対して、ぼく自身もオカシイと思う。
自分では使っているという自覚があるからだ。
そこで、今回は【頭の使い方が間違っている】という仮説を立ててみた。
・・・・・・
エアロビクスの上手い人から、「カウントを取らなきゃダメだ」と教えられた。
エアロビクスもステップも8カウントの組み合わせが基本だ。
それは分かりすぎるほど分かっている。
何度かカウントを取ることにチャレンジしてみた。
だが、インストラクターが、目の前でレイヤリングをかけると、動きに気が取られ、
いつの間にか、数えるのを忘れてしまうのだ。
情けない、たった1から8までの数を数えられないとは・・・・。
そこでぼくは、エアロビクスの最中、脳のどの部分を使っているのか考えてみた。
簡単な例として、VステップとAステップの組み合わせ。
右足斜め右前⇒続いて左足斜め左前⇒右足を元の位置に戻す⇒左足を元の位置に戻す
⇒右足斜め右後ろ⇒左足斜め左後ろ⇒右足を元の位置に戻す⇒左足を元の位置に戻す
・・・ふぅ~~これでやっと8カウントだ。
これに手を付ける場合、記述はもっと複雑になる。
面倒クサイので書かない。
何を言いたいかというと、エアロビクスの最中は「言語中枢」を使っていないということだ。
VステップとAステップの組み合わせを理解するのに、上で書いたようには覚えていないということだ。
そういう意味で、【ぼくはエアロビクスで頭を使っていない】のだ。
茶髪のエアロヤクザ姉ちゃんには、少なくとも言語能力では負けないだろう。
だから、単にエアロビクスが上手いというだけで、頭の良さ悪さは関係ないと結論付けていいだろう。
フゥ~~、良かった。
じゃあ、どういう風に頭を使っているのか?
視覚⇒脳⇒筋肉への指令という流れは間違いない。
問題は、脳の中で視覚で捉えたインストラクターの動きをどうプロセッシングしているかが問題なのだ。
もう少し細かく分析すれば、
8カウント⇒動きの分解⇒分類⇒順序だて⇒脳への記憶⇒次の8カウント
⇒以下4回繰り返し⇒4×8カウント=1ブロック⇒脳への記憶
次に
1ブロック分の記憶⇒順序だてて取り出す⇒分類に従って⇒分解する
⇒筋肉に指令を送る
こういう流れのはずだ。
ぼくはこれが上手く出来ていないから、お地蔵さんになってしまうのだ。
では、この流れの中のどの部分に欠陥があるのだろう?
先ず最初に、インストラクターの動きを8カウントに置き換えられていない。
っということは、インプットでもう欠陥が発生しているのだ。
8カウントに置き換えられないものだから、無理やり1ブロックを視覚として脳に記憶しようとしている。
次に、記憶の格納庫である脳の欠陥が挙げられる。
加齢ばかりだけではなく、アルコールによって脳細胞が極端に減少している。
っということは、格納庫自体の容量が小さいのだ。
これは致命的な欠陥である。
・・・・・・
もう一つ、茶髪のネェ~ちゃんと決定的に異なる点がある。
それは、視覚⇒脳⇒筋肉への指令というループを巡る情報のスピードの遅さだ。
この遅さの理由は分かっている。
脳のプロセッシングのところで、重要な工程が省かれているのだ。
それは、視覚から入った情報を脳に格納する前に、以前経験したパターンと照査する工程だ。
インストラクターの振り付けの情報と、以前の情報を照らし合わせる場合、
以前の情報が豊富な方が早く脳にインプットできるのだ。
・・・・・・
以上、【エアロビクスは頭を使うか?】ということに関する、ぼくなりの考察だが、
何かご意見はあるだろうか?
(^ε^)♪
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