2008年9月7日日曜日

チョムスキー

・・・・・・・・っということで、チョムスキーである。
米国の良心であるという。

さっき、NHKのBSで本人が出ていた。

実際に本人を見るのは初めてである。

思ったより、まともそうな人間である。

彼の書いた本でしか知らなかったが、もう少し変わった人を想像していた。

ところが、かなりまともなのである。

常識的な人に見える。

だからといって、変人を期待していたのではない。

普通の人だということは予想していた。

だが、本人を見ると、普通以上に普通人なのである。

ウ~ン、難しい。

何が難しいって、本で得た印象は、テレビを通じて観た実像に負ける。

ホントかよ~ッと叫びたくなる。

せっかく、本で得た印象が、TVの画像だけで、逆転されるんだぜ。

チョムスキーって、そんなんじゃないだろー・・・・・・っと、叫びたくなる。

・・・・・・・

っで、なにを言いたいか。

チョムスキー氏が、インターネットの功罪について述べた部分である。

インターネットで、人々が近づいたと思うのは錯覚で、ますます人の心を遠ざけるのだという。

・・・・・・・

っと、そこで、私は考える。

このブログだ。

いま書いているブログだ。

まさしく、このブログだ。

・・・・・・・・

そうなんですよね。

ブログを書く私がここにいる。

私の書いたブログを読む、「アナタ」がいる。

ここにいる「ワタシ」と「アナタ」の間に、心のつながりがあるだろうか?

一度も会ったこともない「アナタ」と「ワタシ」。

顔も見たことのない「アナタ」と「ワタシ」。

チョムスキーが次に何か言おうとした。

そのとき、画像が乱れた。

外を見ると、雨が降ってきて、雷が鳴り出した。

画像は、乱れる。

ますます乱れる。

チョムスキーさん。

あなたの言いたいことを最後まで、知りたかった。

ア~残念。

TVの画像は、ついに乱れたままであった。

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