・・・・・・っということで、大きな会社でも潰れるときは、一気に潰れる。
リーマン・ブラザーズの社員は、去年の今ごろ、自分の会社が潰れるなんて思っていなかっただろう。
アタリマエといっては当たり前なのだろうが、自分の会社のビジネスモデルが崩れたとき、一気に破綻してしまう。
最近は、社内告発が発端で、会社が消滅するケースも増えてきた。
安心、安全、信頼という会社のブランドイメージが壊れると、致命的な打撃になりかねない。
ウチの会社だって、来年の今ごろも営業を続けているとは絶対に断言できない。
一番肝心なのが、ビジネスモデルが崩れる兆候が出始めたときに、経営陣がどう対処できるかである。
今までのビジネスパターンを変えるというのは、本当に勇気のいることである。
そのとき、経営陣の腕の見せ所なのであるが、大体において、対応が遅れる。
リスク管理能力のなさが露呈される。
今までいっぱしの経営者ぶって、エラソーなことを言っていた奴等が、どうしてよいか分からずオロオロする様は、見るに耐えない。
私の会社の重役連中をザッと見渡すと、本来の意味での「経営能力」は極めて劣ると思われる。
それは、儲かっているときも、赤字に陥っているときも同様である。
結局は「経営哲学」なのだろうなァ~。
その経営哲学は、個人が持っている人間哲学がベースなんだろうなァ~。
体幹(コア)がしっかりしていること、首を真っすぐ上に伸ばしていること、肩に余計な力が入っていないこと、腹筋に力が入って、肛門をキュッと締めていること。
経営者に求められる基本は、エアロビクスの基本と同じである。
0 件のコメント:
コメントを投稿