・・・・・・っということで、ニンテンドーDS文学全集である。
近松秋江の【黒髪】を読んだ。1922年(大正11)発行であるから、作者が46歳のときの作品。
短編である。
情痴文学というジャンルだそうだ。
もう、どうしょうもネーって感じ。
京都の芸者に、情けないほど一途に入れ込んだ男の話である。
騙されていると分かっていながら、ついつい本気にしてしまう男。
じらされ、金を貢がされ、手玉に取られ・・・・・・。
女の思うように翻弄される男。
まあ、男の本質でしょうな。
女の本性も大なり小なり、この芸者と似たようなもの。
「女性は誰でも恋愛のプロであり、男性は永遠にアマチュアなのです。」
・・・・・・っということを、今回は言いたかっただけです。
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