2008年9月26日金曜日

白洲次郎

・・・・・・っということで、麻生太郎総理連想である。

吉田茂の孫だという。

吉田茂といえば、白洲次郎である。

最近、白洲次郎が有名になってきた。

とんでもない、金持ちの次男坊であった。

中学生のときに、オープンカーを買ってもらい、乗り回していたという。

どうも、日本では暴れん坊過ぎるということで、ケンブリッジに留学させられた。

あちらでも車を買って、ヨーロッパをドライブしまくったようだ。
1902年生まれ1985年没といから、明治-大正-昭和と生きた人だ。

今になって、彼に脚光が当たったというのは、意味があると思う。

もう彼のようなスケールの人間は、この日本に存在しないし、これからも出ないであろうという、過去へのノスタルジーである。

大金持ちで、背が高く、ハンサムで、世界的な視野を持った人間である。

この条件なら、今でもいるのじゃないか?と思われるかもしれない。
(それでも希少種だと思われるが。)

彼の持つもう一つの大事な要素はprincipleである。

ゆらぎないprinciple。

これを持っている人は、ザラにはいない。

今の世の中。

彼のような、人間を育てる環境。

寛大さを示せる環境が、日本から失われてしまったことは、残念である。

まことにザンネンである。

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