・・・・・・っということで、今日休めば4連休だったのに、何故か会社に出てきてしまった。
自分らしくもない・・・・・・っと思う。
私の日ごろの教育が良いせいか、部下は一人しか出勤していない。
午前中、仕事を一つやっつけた後は、ヒマだ。
やることはあるのだが、やる気がしない。
・・・・・・っで、最近またもう一つアフリカの仕事が取れそうだ。
いわば片手間の仕事で、全く期待していなかった案件である。
今月末には、結果が分かる。
アフリカが今注目されているとはいえ、内戦の余燼がまだ漂っているような国である。
グーグルアースで現地の写真を見る。
美しい海岸を持っている国だ。
夕日の写真が素晴らしい。
しかし、市場や民家の写真を見ると、不衛生だ。
ご多分に漏れず、西欧列強の植民地支配を長年にわたって受けていた。
むかしは奴隷、今は、ダイヤモンドをはじめとする鉱物資源を産出。
クーデターが何度も起きていている。
死者の数は半端ではない。
アフリカ諸国は、西洋人が欲望のままに好き勝手に蹂躙した地域だ。
アフリカの復興は西洋人が責任を持ってやれよ・・・・・・っと思う。
でも、日本も援助の手を差し伸べなければならない。
国際社会の一員として。
そして、裏には国連での票集めと、資源確保という魂胆も持っている。
そして、カネを出す。
今回もインフラ整備に充てられる。
そして、我々のような会社がその一部を担う。
だが、一番喜ぶのは西欧の国々。
何と言っても歴史的つながりが深く、地理的に近い。
日本の資金で整備したインフラは、結局ヨーロッパの連中に利用されるだけ。
アフリカ諸国だって、そちらのほうが得だ。日本と付き合うより。
・・・・・・・・・・・・ってなことを考えてはイケナイのである。
我々の仕事で、アフリカの住民たちが助かるのである。
長い目で見なければならないのである。
刹那的な感謝を期待してはいけないのである。
我々にとっては些細なことかもしれないが、彼らの世界での効果は絶大なのである。
今回の仕事で、社員の何人かは行かなくてはならないが、私は行くつもりはない。
・・・・・・全く。
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