2008年10月10日金曜日

ジュピター連想

・・・・・・・・・っということで、ジュピターである。

モーツァルトの交響曲41番、第四楽章の繰り返しのパターンで、「フーガ付き」ともいわれる。

そんな小難しい知識、どうでもイイ。

モーツァルトの良さをわかるには、チーっとばかり、時間が掛かる。

わたしも、若いときは、ナンジャ単なる繰り返しじゃネーか、

・・・・・・・・っと、感じたものである。

ところが、巨匠イングマル・ベルイマン監督が手がけた「魔笛」を観て、180度モーツァルトへの印象が変わった。

1975年製作のスウェーデン映画である。

言語は当然スウェーデン語である。

だから、私の「魔笛」の原点は、スェーデン語である。

まだ、観ていないなら、ぜひともオススメする。

とくに、小さい子供と見て欲しい。


その後、カール・ベームのCDを買って、繰り返し繰り返し聞いたものである。

当然、ドイツ語。

・・・・・っで、今回の話題はモーツアルトの良さである。

ナァ~んだ、モーツァルトって、大衆的じゃネーか。

それから、モーツァルトの良さを認識した。

イラクの砂漠の中で生活しながら、モーツァルトのピアノ協奏曲にどれほど癒されたことか。1977年。

そして、止めを刺されたのが、映画「アマデウス」である。1984年。

アマデウスのキモは、サリエリである。

我々凡人の代表。

サリエリ。

そして、あの、フランツ・ヨーゼフII皇帝である。

天才を楽しんで欲しい。

手っ取り早く天才を楽しめるのは、モーツァルト以外にはない。

これはクラシック音楽の、最大の楽しみの一つである。

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