・・・・・・・っということで、次女が明日20歳の誕生日である。
リビングの床に転がって、寝返りも打てず、かかとでコトコト床をたたいていたのが、つい昨日のようである。
階下のジイサンが、それを聞いて、また○○チャンがコトコトやっていると言っていたっけ。
それにしても、可愛い子であった。
・・・・・そう、過去形。
あんなに可愛かった子がなんでこんなに・・・・・。
イヤイヤ、親の贔屓目で見なくても、今でも可愛い。
平均以上の美人である。
でも、見かけだけなんですよねェ~。
喋らなかったら・・・っという条件が付く。
喋ったら、突然、兵(つわもの)になる。
・・・・・・・
この子は、喋りだすのが遅かった。
長女に比べ。
いつもニコニコするばかりで、「寡黙な○○チャン」というあだ名だった。
そうすると、心配になるものである。
親として・・・・。
でも、喋りだしたら・・・・、
喋りだしたら、もう止まらない。
喋るだけではなく、相手を凹ませるのである。
要するに「口が立つ」・・・っというのだろう。
私も、次女と言い争って、まず勝てない。
勝ったことがない。
どんなに、自分の分(ぶ)が悪くとも、絶対に謝らない。
謝るどころか、自分が絶対に正しいと逆襲する。
長女には暴力を振るったことは一度もないが、次女の頭をドツいたのは何度もある。
・・・・・・・・
そんな、次女もついに二十歳だ。
明日からは、もう一人前の大人だ。
礼儀として、もう彼女の頭をドツくことは、封印しなければならない。
食事中に立て膝をしても・・・・・。
・・・・・・・
本当はその口が立つことを生かして、弁護士にでもなってほしいところである。
でも、根っからの勉強嫌いじゃ無理だね。
なぜか、数学だけは得意だ。
それと、友達づきあいが上手い。
勝気な性格のような印象を受けるが、本当は気が小さい。
よく言えば、繊細である。
場の空気をものすごく敏感に察する。
背も高いし、足も長いし、顔も小さいし、スタイルは抜群だし。
何一つ、オヤジには似てなくてよかったね。
もう、時間を遡る事は出来ない。
でも、懐かしいなァ~
座っていると、アタリマエのように私のヒザに乗っかってきたあの頃が
・・・・・・・・・・・。
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