・・・・・・っということで、ネタに困ったら昔話に逃げる。
昔話なら、いくらでもある。
そうですね、オイシイ出張シリーズ。
10年位前かな、まだ航空業界に居た頃。
フランスはパリで航空関係のセミナーがあった。
別に行かなくても何の支障もないのだが、暫らくぶりのパリもいいかなと思って、出張を画策した。
3日間のセミナーで、ただ一日中ボーっとホテルの会場で聞いているだけ。
イギリスの大佐が司会役で、ベルギーやら、南アフリカやら、イスラエルやらが英語のプレゼンテーションを延々と続けた。
殆ど居眠りをしていた。
ランチに珍しく寿司が出ていたので、取られるものかと、そのときだけ急に元気が出た。
チョットばかり、日本人の卑しい根性を世界に曝した。
この出張のいいところは、3日間のセミナーが終わったあと、土日だったことだ。
ちょうど、月曜からパリのエアショーがあり、それにもエントリーしていた。
・・・・・・っということは、まるまる2日間遊べるってぇこと。
なぜか、私はイギリスに行ったことがなかった。
コリャ絶好のチャンスである。
早速、ユーロスターでロンドンに行った。
週末は特別割引があって、とても安くチケットが買えた。
ユーロトンネルを出ると、イギリスだ。
アタリマエだ。
別の国なんですね。
アタリマエだ。
石の建物の国から、レンガの建物の国になるんですね。
今は違うらしいが、そのときはウォータールー駅に着いた。
ウォータールー駅でっせ。
なんとなく、憧れの駅ですね。
さて、ホテルの予約も地図も持たずに、見知らぬ駅に降り立った。
このなんというか、不安というか、わびしいというか、怖いというか、
・・・・・・これが旅の醍醐味ですね。
一人ぼっちで、放り出された感じ。
・・・・・・これがイイ。
ゼェ~ッタイに、パッケージツアーでは味わえない感覚。
・・・・・・っと、いくらでも続きがあるのですが、今回はここまで。
あとは、気が向いたときに、続きをやります。
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