・・・・・・っといくことで、T嬢の中級エアロビクスに出た。
T嬢は今月1ヶ月だけの代行である。
いつもはM店を中心に活動しているとのこと。
彼女のクラスに出るのは、先週に続き2回目であるが、昨夜が最終日であった。
どうも1ヶ月同じコレオグラフィーを徐々に築き上げてきたらしく、一番難しい内容になっていた。
T嬢はものすごく小柄だが、存在感がある。
体が小さいにも拘らず、レッスンが始まったら大きく感じるのは不思議である。
ベテランだ。
彼女の特徴は、早い。
何しろ早い。
ウォームアップのときからものすごい早さだ。
早すぎて、深呼吸が深呼吸になっていない。
先週、一通りやったので、ベースはそれほど手こずらなかった。
だが、最終日とあって、細かい振りをアチコチにちりばめた。
そうなると、こちらもイジをはって、ヤッタロージャないかってな気分になる。
ムキになって付いていった。
スタジオの中に、お地蔵さんが、徐々に出現しだす。
そうすると、さらに音楽のスピードを上げた。
なんか、みんなの目が真剣になっていくのが分かる。
最後はハイになって、もう恍惚状態だ。
こうなると、エアロビクスは宗教に近くなる。
・・・・・・
でも、どうしても出来なくなる部分があるんですよね。
イヤ、分からなくてできなくなるんじゃなくて、体が対応できなくなるんですね。
それは、270度回転する部分があったのだけれど、すばやくクルッと回らなければできない。
これは、体が大きくて重い私なんかは、物理的に出来なくなる。
最後のほうは、180度くらいしか回転できなくなる。
これは、質量と慣性の関係で、物理的な問題なのだから無理なのである。
それに比べ、小柄な女性は、全く苦もなく出来るのである。
それはそれは、見事に回れるのである。
・・・・・・
・・・・・・ってなことで、昨夜は充実したクラスであった。
終わったときは、もうヘトヘト、ヨレヨレ。
マア、よく頑張りました。
10数名の参加者に、男性私一人。
年齢が私の半分くらいの若い人たちに混じって、よく出来ました。
・・・・・・
最後に出口で、「年寄りにはキツかったァ~」
・・・・・・っと言うと、
「マタァ~、よく動けていましたよ!!」
・・・・・・っと、T嬢。
「私、もう60歳近いんですよ。」
・・・・・・っと、私。
「エッ!!!」
・・・・・・っと、目を丸くしてしまったT嬢を見て、チョッピリ嬉しかった。
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