・・・・・・・・っということで、全く関係ない話。、
単に思いついただけの話。
私の両親は80歳を過ぎて、あまりボケもせず、生きている。
親父は大正生まれで、陸軍士官学校出身である。
私の子供のころ、フト歌ってくれた歌をまだ覚えている。
子供の記憶力というのは、すごいものだ。
どんな歌かというと:
「♪日本の~
乃木さんが
凱旋す~
♪
スズメ
メジロ
ロシヤ
野蛮国
クリポトキン
金の玉
♪
負けて逃げるはチャンチャンボー
棒で殴るは犬殺し
死んでも命があるように
♪
日本の
乃木さんが
・・・・・・・・」
お分かりのように、シリトリ歌である。
私が面白いと思うのは、子供の歌(童謡とはいえないだろう)でも、その時代の世相を反映するということ。
日露戦争が終わって、乃木大将が凱旋するときに流行ったのだろう。
他愛のない子供らしい連想から始まっているが、自然と戦争や死のことを連想している。
大国ロシアを破って、相手を野蛮国とけなしていい気になっている。
クリポトキンは言うまでもなく、ロシヤの大将の名前。
それを、子供らしくキ〇タマと揶揄している。
それでも、戦争に行って死ぬことに、何となく不安を感じていることも読み取れる。
チャンチャンボーの意味は分からないが、たぶんいまでいう差別用語だろう。
皆さんが分からないのが、「犬殺し」だろう。
私の世代では、野良犬というのがたくさんいた。
当然、ソレを捕まえて駆除する担当者もいた。
彼らは、針金の輪を手に持って犬に近づき、すれ違いざまにクビに引っ掛けて捕らえる業を使っていた。
今じゃ、考えられないことでしょう?
・・・・・・・・
何かの拍子に、私が子供たちにこの歌を歌ったことがある。
二人とも、イッパツで覚えてしまった。
子供の記憶力って・・・・・・・・
こうして、歴史は次の世代に伝えられる。
・・・・・・・・
ナンジャ、このオチ。
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