・・・・・・・っということで、子供のころの記憶である。
時代は半世紀以上前の日本。
大人ってスゴイなぁ~っと思ったこと。
電車の車内で眠ることが出来ること。
腕組みをして、頭を窓ガラスにもたれ掛けながら。
なぜかこれがカッコイイと思った。
自分も、そんなスタイルで眠れるようになりたいと思った。
あるとき、真似をしてみた。
もちろん狸寝入りである。
腕を組んで、後頭部をガラスに付けて。
その頃の電車の振動は酷かった。
もう頭が痛くって、耐えられないほど。
それでも、我慢してその格好を保ったまま、目的駅まで狸寝入りを続けた。
もう二度とするものではないと思った。
それ以来である、私の頭が悪くなったのは・・・・・・。
end.
0 件のコメント:
コメントを投稿