・・・・・・っということで、レイヤリング(Layering:階層化という意味だと思う。)について。
インストラクターは基本的な動きのパーツを最初に展示する。
何回か繰り返すうちに、「足が覚える」。
そして、そのパーツを組み合わせて、一つのブロックを作る。
「これが基本形ですので、分からなくなったらここに戻ってきてくださァ~い。」
この指導方法は、合理的で反論の余地がない。
でも、基本形に戻る人はいない。
少なくとも私は、基本に戻らない。
何とか、レイヤリング後の動きをマスターしようとする。
意地でも、基本形に「後退」しない。
皆さんはドーだろうか?
基本形に段々レイヤリングがかけられ、あとチョットで完成形となる。
ここまでは、大体出来る。
殆ど完璧に近いまでに出来る。
だが、問題は「あとチョット」の部分である。
「ハイここから、方向を変えますよォ~」
・・・・・・っとか、
「ハイここから、3/4回転入れますよォ~」
・・・・・・っとなると、今まで完璧に近い動きが「崩壊」する。
今まで丹念にレイヤリングをかけていた時間が「ぶっ飛んで」しまう。
もう、右から足が出るのか、どっち方向にマンボをするのか、全くわからなくなる。
インストラクターの動きを、ジッと見つめて、あたかも「全く新しい動き」として認識してしまう。
いったい、今までの積み重ねは何だったのだローか?
・・・・・・
皆さんはこんな経験はありますか?
私は、しょっちゅうです。
「足の動きは、全く変わっていませんよォ~」
・・・・・・っとインストラクターに言われてもネェ~。
分かっちゃいるのだが・・・・・・。
「足が忘れている。」
回転の途中にペンデュラム(Pendulum:振り子のことだと思う。)なんかが入ると、次に出るのが右足だか、左足だか、タイミングも全く分からなくなってしまう。
いままで、やってきた「レイヤリング」は、イッタイなんだったのだろ~か?
インストラクターとしては、情けなくなるでしょうね。
「バカを相手に無駄な努力をしたものだ」・・・・・・っと感じているでしょうね。
「これ以上、どうやって教えたら良いんだロー」・・・・・・っとも感じるでしょうね。
スンマセン頭悪くって。
・・・・・・っで、それでも何か解決方法はあるだろうと考えたのが、カウントを取ること。
エアロビクスの基本構造は、イチニサンシ・・・・・・8の繰り返しである。
これを頭の中でカウントしていれば、少なくともタイミングはズレないだろうし、左右の足を間違えることはないだろう。
ここまでは分かる。
私なりに、理論的な思考方法だ。
Billy隊長も言っているではないか。
カウニッ!(Count it!)・・・・・・っと。
でも、出来ないんですよね、頭の中でカウントするっていうこと。
・・・・・・
皆さんはどうですか?
end.
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