・・・・・・っということで、Y嬢が辞める説明はこうだった。
(アット、前回の続きですから。)
「一部の方はご存知ですが、昼間は会社に勤めています。最近、会社が忙しくなったので、夜の部を担当できなくなりました。」
これは本当だと思う。
「でも、他のクラブで土・日はレッスンを持っていますから、気が向いたら遊びに来てくださいネ。」
これを聞いて、少しホッとした。
でも、理由はこれがメインではないのは明らかである。
なぜなら、集客力が極端に落ちてきたのは事実なのだから。
なんで、こんなに参加者が少なくなっちゃったんだろう??
彼女のクラスは、このクラブがオープンしたときからずっと続いていた。
ということは、2年間は参加者に困らずに、フツーに推移してきたのである。
まあ、超人気ということもなかったが。
・・・・・・・・・・・・
それまでステップ一筋だった私が、エアロビクスに目覚めたのは、彼女のクラスがあったお陰ともいえる。
これまで、ここでインストラクターの話題で書いた数は、彼女がダントツのはずである。
彼女の魅力はなんダロー?
ヤッパリ面白いのである。
彼女の話術が。
普段、会社で揉まれているせいもあり、他のインストラクターとはちょっと違ったキャラクターだった。
非常に、気安く話が出来る。
・・・・・・っと、ここまで書けば、
「インストラクターは話術だけではなく、レッスン内容だゼ」
・・・・・・との声が出るのは当然である。
そうなんです、レッスン内容なのである。
よく間違えるのである。
そして、そのマチガイを笑いに変えるのがまた面白いのだが、
それを容認できる許容範囲というものはあるはずである。
まあ、私なんかそれを含めてY嬢が大好きなのであるが。
やっぱり、プロならプロらしく、仕事があって忙しいから準備が十分できないという言い訳は通じない。
以前ここで、「インストラクターはエンターテイナーである」と書いた。
もちろん、そのエンターテイナーは、技術を持ったエンターテイナーであることが前提である。
それについては、クドクド書くつもりはない。
一つ彼女に気の毒なことがある。
それは、彼女のエアロビクスが「時代遅れ」なことである。
(つづく)
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