・・・・・・っということで、足止めをされたまま2回目の朝を迎えた。
1回目は儲けものと思った豪華な朝食ビュッフェも2回目となると、何となく余裕が出てくる。
日本の朝刊が置いてあるのに気付いた。
隣の席で赤ん坊が泣き続けている。
最近はトンと聞かない赤ん坊の泣き声。
変な感覚かもしれないが、いつまでも泣き続けてくれればいいなと思った。
動物で、泣く赤ん坊は人間だけかな?なんてしばらく考えてしまった。
ホテルの外に出ると、バンコクらしく湿気でムッとする。
相変わらず、自動車の方が歩行者より威張っている。
ビルは立派なものが建っているが、その間を埋める家々は、バラックのようだ。
このコントラストが、アジアらしく心地よい。
水溜りを避けながら、歩いていると見慣れないものが地上に転がっていたり、足で踏み潰されている。
そうだ、犬のウンチだ。
私の世代は、こういうのが当たり前の世界で生きてきたはずなのに、
不思議なくらいに、過敏に反応してしまう自分が可笑しい。
end.
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