2009年5月1日金曜日

連休昼間のクラス(その2)

・・・・・・・っということで、次に出たのがK嬢の中級エアロビクスのクラス。

これは、ヒット。

久々のヒット。

K嬢はイイ。

トッテモいい。

どこがイイって、私の考えるインストラクターの理想に近いのだ。

1)先ず、UFOを履いているのだ。
 このクラブは、UFOを履いているインストラクターは、殆どゼロですからね。
 撃沈事件以来、私はUFOを履くことをhesitateしている。
 今日も、安全な普通のパンツを履いていましたからねー。

2)そして、観察力が優れている。
 彼女は、4月から初めてクラスを持ったので、丁度1ヶ月だ。
 その中で、私という新顔をちゃんと観察しているのだ。
 レッスン中、「そこはマンボですからねー」と声をかけてきたのだ。
 ワンテンポずれてしまう私をちゃんと見ているのだ。最後尾にいたにもかかわらず。

3)沈黙を嫌う。
 絶えず、話しかけている。 
 レッスンが始まる前もレッスン中も。
 彼女は、エアロビクスがエンターテイメントであることを、ちゃんと理解しているのだ。
 楽しいクラスにしたいと、常に心がけている。
 こんな単純なことなのだけれど、多くのインストラクターが気付いていない事なのだ。
 
4)70%出来ればいいことを知っている。
 このブログで何回も書いたが、100%の参加者が出来ることを目指すことは馬鹿げている。
 中級クラスならなおさらだ。
 今日初めて出たけれど、初参加の私のレベルに引っ張られることはなかった。
 私は、「切り捨てられるべき参加者」の一人だったのだ。
 私が参加したために、このクラスのレベルに影響を与えることは望んでいない。 
 ずっと参加している会員に失礼に当たる。

5)私とウマがあうのだ。
 今日は3ブロック構成だったけど、最後の1ブロックは今日が初めてだった。
 もちろん、私にとって最後の1ブロックだろうが、3ブロック全てが初めてだったのだが。
 かなり、リズムチェンジが好きなインストラクターだ。
 でも、私に合うんですねー。

 途中彼女が:
 「分からないから出来ないんですかァ~?
 それもとも分かってるのだけれど出来ないのですかァ~?」・・・・・っと聞いてきた。

 「良い質問だ」・・・・っと思った。

 こういう質問は、すごく基本的だけれど、だれも口に出して聞かないことだ。

 今回の私は、「分かっているけど出来ない」状態だった。

 とても良い質問である。
 インストラクターにとって、とても重要な質問だ。
 
 こういう質問が、自然に出てくることが好ましい。

・・・・・・ってなことで、初参加にもかかわらず、かなり出来たほうだと思う。

それで、気分良くしているだけなのだが・・・・。

レッスンが終わって、帰るときに、「スッゴク良く出来ていましたよ~」っと声をかけてきた。

この一言で、彼女の「ファン」になってしまったのだ。

・・・・・スッゴク単純だ。

自分って・・・・・・・・。






 end.

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