2009年4月8日水曜日

タクシードライバー

・・・・・・っということで、仕事も終わったし・・・・・・

深夜発の飛行機までどうやって時間を潰そうか思案中です。

この国のことは書き切ってしまったし・・・・・・

エアロビクスのことは1週間やっていないので・・・・・・

話題に困ったなぁ・・・・・・

タクシーに乗ると、運転手になるべく声を掛けることにしている。

景気を判断する一つの指数になるからだ。

判断材料としては、かなり正確だと信じている。

先ず聞くことは:

1.どこの国から来たのか
⇒圧倒的にパキスタン人が多い。たまに、インド人、バングラディッシュ人。
2.ここに来てから何年経つのか
⇒最長22年、最短7ヶ月だったな。
3.どのくらいの頻度で帰国できるのか
⇒5年間で2回というのがあったな。3ヶ月/回くらいは居られるらしい。

そこで:

4.家族と離れていると寂しいだろう・・・・・・っと振ると、大体打ち解けてくる。
話し好きの運転手なら、子供のことなんかを話し出す。

当然の流れとして、相手からもどこからきたのかと聞かれる。
⇒インドネシア人か、韓国人か、中国人かとは聞かれたが、日本人だとズバッと当てられたことは無かったな。

ここから:

5.最近の景気はどうか
⇒5年位前から好景気になったが、去年の後半からパタっと悪くなったと口をそろえた。
6.この国は好きか
⇒殆どが自分の国で働けるのなら、帰りたいと答える。
 法律を皆が守るので、好きだと答えたドライバーがいたな。

ちょっと気の利く運転手なら、日本の景気に興味を示してくる。
日本で仕事の口はあるか聞いてくる。
⇒タクシー運転手は飽和状態だし、何しろ日本語が話せないと仕事は出来ないと答える。

ここで、ションボリしてしまう。

お気付きだと思いますが、全員が流暢な英語を喋る。

この国でタクシードライバーになるには、6ヶ月間の教育を受けて、パスしなければならないらしい。

地名を良く覚えているのには驚かされる。

かなり、厳しい合格基準のようだ。

知らないビルの名前を言うと、ムキになって探し出す。

でも、相当低賃金な上に、着替えの空間がようやく取れるような2~3段ベッドの狭い部屋に押し込まれているとのこと。

どの国も同じだと思うが、「生きていくことは大変なのである」。

もちろん、ドライバーも当たり外れはあるが、間違いなく全員が「必死で生きている」。

日本の若い人に、海外に出るよう勧めるのは、こういうことである。

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