・・・・・・・っということで、久しぶりにブログネタとしては一級のインストラクターに出会った。
彼女とは初対面。
外見は、小太りである。
ヘッドカムを装着していなければ、インストラクターとは思えない体型である。
正直、まず頭に浮かんだ単語が「子豚ちゃん」であった。
だがその正体は、外見から受ける印象の子豚ちゃんとは正反対の、「牙を剥く子豚ちゃん」であったのだ。
・・・・・・
クラスは「初中級ステップ」。
クラブも初めてであった。
以前会員であった素足王に行く途中にあるクラブである。
例によって、入り口前に立つ子豚ちゃんに、
「難しいですか?」と質問をした。
自分で言うのもなんだが、
これは案外いい質問だ。
非常に漠たる質問で、どう答えていいか一瞬困ってしまう問いかけだ。
あまりにも幅がある質問なので、その答え方によって人間性があぶりだされるのだ。
彼女も、どう答えていいか分からずに、一瞬間(ま)があったので、
「初中級だということは知っているんですが、初級と中級の間にインストラクターによってずいぶん差があるでしょ?」
と、水を向けた。
すると、彼女は答えた。
「ベーシックステップIIです。」
キッパリっ!!
「このクラブはベーシックステップIIといえば、完全に統一されていて、どこも同じレベルです。」
キィ~~~~ッパリ!!!!
ぼくは、そのキッパリさに圧倒されてしまった。
そのキッパリさには、「誰がなんと言おうと、私こそがベーシックステップIIの基準である」
という彼女の自負の表れが、その短い会話の中に満ち溢れていたのだ。
・・・・・・
面白い。
ここまで読んでくださった皆さんも同じ印象を受けたと思いますが、彼女は面白い。
そこで、ぼくが
「一度、ムチャクチャ難しいベーシックステップIIに当たったことがあるもんですから・・・」と茶化し気味に言うと、
「私のステップは、ベーシックステップIIです」
と、再度、念押しの言葉が返ってきた。
いまから思うと、そのときの彼女の目の奥には何かしら不気味なものが宿っていたのだった。
それは「狂気」を帯びた目つきだったのだ。
・・・・・・
つづく。
彼女とは初対面。
外見は、小太りである。
ヘッドカムを装着していなければ、インストラクターとは思えない体型である。
正直、まず頭に浮かんだ単語が「子豚ちゃん」であった。
だがその正体は、外見から受ける印象の子豚ちゃんとは正反対の、「牙を剥く子豚ちゃん」であったのだ。
・・・・・・
クラスは「初中級ステップ」。
クラブも初めてであった。
以前会員であった素足王に行く途中にあるクラブである。
例によって、入り口前に立つ子豚ちゃんに、
「難しいですか?」と質問をした。
自分で言うのもなんだが、
これは案外いい質問だ。
非常に漠たる質問で、どう答えていいか一瞬困ってしまう問いかけだ。
あまりにも幅がある質問なので、その答え方によって人間性があぶりだされるのだ。
彼女も、どう答えていいか分からずに、一瞬間(ま)があったので、
「初中級だということは知っているんですが、初級と中級の間にインストラクターによってずいぶん差があるでしょ?」
と、水を向けた。
すると、彼女は答えた。
「ベーシックステップIIです。」
キッパリっ!!
「このクラブはベーシックステップIIといえば、完全に統一されていて、どこも同じレベルです。」
キィ~~~~ッパリ!!!!
ぼくは、そのキッパリさに圧倒されてしまった。
そのキッパリさには、「誰がなんと言おうと、私こそがベーシックステップIIの基準である」
という彼女の自負の表れが、その短い会話の中に満ち溢れていたのだ。
・・・・・・
面白い。
ここまで読んでくださった皆さんも同じ印象を受けたと思いますが、彼女は面白い。
そこで、ぼくが
「一度、ムチャクチャ難しいベーシックステップIIに当たったことがあるもんですから・・・」と茶化し気味に言うと、
「私のステップは、ベーシックステップIIです」
と、再度、念押しの言葉が返ってきた。
いまから思うと、そのときの彼女の目の奥には何かしら不気味なものが宿っていたのだった。
それは「狂気」を帯びた目つきだったのだ。
・・・・・・
つづく。
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