2012年9月1日土曜日

アイドル候補生

・・・・・・・っということで、朝一番の初中級エアロビクスに出た。

髪を明るい茶色に染めた、若い女性のインストラクターだった。

ムチャクチャ愛想がいい子だった。

飛び切りの笑顔と元気な挨拶がワンセットになっていて、

このセットをケチらずに誰にでも振り撒いていた。

もちろん初対面のぼくにも振り掛けてくれた。

いつものように、「難しいですかぁ~?」と聞いてみた。

「このクラスは初中級ですから・・・・・・」

「それは分かっているんですけど、インストラクターによってスッゴク差があるでしょ?」

「今月から新しい振り付けですから・・・・・・」

まっ、イイや。

この歳になると、恥の概念とはずいぶん疎遠になっているからね。

それにしても、満員御礼。スタジオはギューギュー詰めだ。

仕方なく、一番前の端っこなのに、鏡に自分の姿が殆ど映らないところにポジション取りをする。

すぐ後ろのタオルを頭に巻いたオッサンが、露骨にムッとした表情をぼくに叩き付けてきた。

・・・・・・

っで、始まりました。

若いってぇのはエネルギーが有り余っているってことなんだね。

インストラクター嬢は、最初からテンションがやたらに高い。

これが最後まで続くんだからスゴイ。

いつもニコニコ笑顔で、会員を飽きさせないようにキャンキャン吼えまくっている。

アカンベェー48みたい。

こりゃ充分アイドルになれるな。

・・・・・・

予想に反して、コレオグラフィーは極々シンプルでした。

所々、ダンスチックな要素は取り入れられているが、ぼくの敵ではないな。

後ろのタオルを頭に巻いたオッサン、最初の頃は後ろからプレッシャーを掛けてきていたけど、

途中から、後ろの方に離れて行ったな。

・・・・・・

彼女のハイテンションに乗せられ、みんなキャーキャー叫んでいたな。

これでペンライトでも持たされたら、アイドルの公演と同じだな。

一瞬、追っかけオタクの気分を味わえました。





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