2012年9月8日土曜日

初級

・・・・・・・っということで、初中級ステップで甚く自信を喪失してしまったので、久しぶりに初級ステップに出た。

初級にもかかわらず、列ができている。

我先に争って場所取りする光景は、新鮮だった。

スタジオはほぼ満員だった。

正直なところ、意外だった。

上級ステップなら、こういう光景はいくらでも見かけるが、初級は見たことがない。

定員の最後から二人目で、ようやく滑り込みセーフとなった。

どうにか場所を確保して余裕ができたところで、スタジオ内を見渡すと・・・・

いつもの風景と違うのだ。

若い人が殆どいないのだ。

おばさん中心で、男性はぼくと同じかそれ以上の年配者ばかりなのだ。

インストラクターはピチピチギャルだった。

この中に入ると、彼女の若さが際立って見えた。

フゥ~~ンこういうクラスもあるんだ。

・・・・・・・

レッスンは、ムチャクチャ丁寧。

もちろんステップ自体は難しくはないのだが、あちこち工夫が見える。

単に基本ステップを反復するのではなく、ちゃんとしたワンブロックなのである。

理由はすぐ分かる。

参加者はずっとこのクラスに出続けているのだ。

運動のために・・・・・

・・・・・・・・

当たり前のことなんだけれど、初級は初心者だけにあるクラスではないのだ。

ベテランの参加者のためのクラスでもあるのだ。

ぼくらは初級はいつか卒業して、次の初中級にステップアップしていく、踏み台と思いがちだ。

だが、このクラスのように満員を保つこともできるのだ。

その点、このインストラクターは偉いと思う。

良く見てみると、振り付けに工夫があるばかりではなく言葉遣いが丁寧だ。

個々の会員にフレンドリーに接している。

そして明るい。

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まだ若いモンには負けないと、無理をしている自分がいる。

あと何年ステップクラスに参加できるのだろうか。

近いうちに、親父のように足が弱りきる日が来るのだ。

そろそろぼくもこういうクラスに「降りる」ことも考えなければならない歳なのだろう。





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